令和恋愛における生存戦略〜永久保存版〜
※このnoteは2023年7月に執筆したものを10月に再構築しております
また途中執筆の段階なので無料公開しております
純愛は死んだ・・・俺が殺した
いや・・・少し語弊がある。
『おれ達の純愛は時代に殺された』
久しぶりのnote更新がこのような幕開けになったのは理由がある。
非常に情けない話で不覚ではあるが、何故か今回は自身の大失敗した経験を共有しなければという衝動に駆られ久しぶりにこの場所にログインして筆を進めているのだ。
結論から言うと5年振りくらいに本気で女性の事を好きになった
ただ結果としては無事死亡が確認されるという何ともお粗末な結末を迎えることになったというのは察しの良い読者なら既に気づいている所であろう。
普段ならメンタル強者の私は失敗を気にも留めないでひたすらに走り続ける性分であるが、今回の失恋における悔しさや喪失感は今後無いと感じるくらい落ち込んだので戒めも兼ねて投稿を行う事にした。
いち早く伝達したい項目をサラッと伝えるとすれば
今回の話を要約すると①〜④の失敗を短期間で行ってしまった事で関係が破綻してしまった。また相手のスペックに関しては後ほど記述するが、パワープレーでは攻略できないタイプの強敵(容姿端麗で競合が多い)だった事もあり、今後このような失敗を繰り返さないように今回は恥を忍んでテキストに残したいと思う。
私の好きな言葉である『乾坤一擲』というワードを用いるが、人生におけるターニングポイントで『サイコロの出目を運に任せる』という行為は正直命がいくつあっても足りない愚行という認識を持つ必要がある。
乾坤一擲という言葉は自分の力以上のパワーを然るべきポイントで発動させ結果を出すワードであるが、まだその方が有益であり天に身を任せる神風特攻隊のような自己犠牲で結果を出すのは現代のムーブとしては非常にアホらしい愚行である。
これは時代によっては賞賛される行為だったが令和ではそうはいかない。
現代の生存戦略においては
『出したいサイコロの出目を可能な限り極限まで操作する』
という何とも世知辛い行為を取らなければジ・エンドというケースも増えていると実感しているからこそ、我々は新しい武器を用いてこの不遇の環境を乗り越えなければならないと考えるようになった。
この記事は失敗談をベースに構成されているが、時間の経過によって上記に記載している内容から変化があった事も踏まえて話を進めて行く。
現状の令和恋愛が如何に難しいか?
また一般的ベースの恋愛活動を繰り広げる中で
※ここで指すのは浮世離れした都会の最高ヒラルキーは考慮しません
『自分がどう現状の環境で効率的に立ち回るか?』
また
『現状の令和恋愛に惑わされないスタンスを貫くか?』
上記の2点を軸にした実体験を元に語って行くので是非参考にして欲しい。
①時代背景を無視した立ち回りを行ってしまった事
場所はとある都会の繁華街
友人と場末の小汚い安居酒屋で酒を交わした終電前
キリの良い所で最後のハイボールを流し込んで足早に駅に向かう途中に今回の話の発端になる彼女と偶然すれ違った。
容姿端麗という形容詞が彼女の為に存在すると言っても過言ではない異様な雰囲気を纏った女性が颯爽と歩いている。
その日は完全にナンパする心構えでは無かったが、フィーリング重視かつ野生のカンで行動する俺は無心で彼女に声を掛けた。
彼女の名前をここでは『サクラ』として話を進める。
年齢は20代前半のハイトーンでスタイルが抜群に良く目力の強い綺麗系な子で自分の好みを全て具現化したような美女だった。
後で判明するのだが某劇団に所属していた事もある舞台女優の経験のある女性だけけあって、佇まいや品格は中々お目にかかる事ができない層だと感じた。
突発的でとりあえず適当な御託を並べてオープン。
一旦話しかけたら高嶺の花だろうが俺のターンという事でトークスプリクトを持ち合わせてない俺はとにかくコンバージョンを連絡先交換と設定して話を進める。
意外とすんなり打診が通った。
終電が近いのは本当だったが本来であればストリートナンパの鉄則として『和み』の時間が大小関わらず必須項目と言える事は周知の事実である。
大体連絡先を交換したらその場で関係構築をしないとブロックか音信不通になるのが常にはなるが、幸いな事にサクラは律儀に別れた後に連絡をくれた。
そこからの内容は割愛するが無事にデートの約束まで漕ぎ着く事ができた。
当時は所謂『俺様昭和マインド』を最適化と考えて立ち回りを考えていた為、今回のサクラに関しても内に秘めたティラノサウルスを遺憾無く発揮してゴリゴリにオス感を出して猪突猛進にアタックを続けた。
※俺様昭和マインドとは→男らしい立ち回りで「俺について来い」をモットーにした完全男性主体の立ち回りで当時がこれがトレンドで需要も高かったのよ。
なにはともあれ女性に対する対応レベルは上位である事は間違いないと自負しているので当たり障りないデートは続き相手の反応や温度感も悪くはない。
挙句の果てには総合的に私の事がタイプに近いという言質も取れた。
その後数回デートを重ね、驚く事に相手から好意を伝えられて当日はキスやハグを重ねていつもの勝ちパターンに移行する流れになったのは言うまでもない。
ただそこから今回のテーマでもある
『令和恋愛』
の難しさに直面する事になるとはその時の秀吉は知る由もないのであった。
私は現代の若者層に関わるライフスタイルや価値観等を理解した上で立ち回るアラフーであるが、根っからの昭和世代タイプの人間である。
昭和世代は文化や音楽、思想やライフスタイルがこれまでかと言うほど違い世界で生きて来た。
例えば学校の先生が生徒に「暴力」を振るっても指導という名目でお咎めなし、流行りのJ-POPは人を「愛する素晴らしさ」を教えてくれたし、少年漫画は「義理人情に熱い友情」のストーリーが描かれてた。
特に恋愛に関してもそう
一つ前の世代ではお見合いとかも当たり前にあった時代で、女性の貞操観念もしっかり保たれてたし操を立てる人も今と比べてかなり多かった。
もちろん現在支流の出会い系アプリも無いどころか携帯電話がやっと一般家庭に普及しだしたレベルで、当時彼女と電話する時なんか実家に電話して
『○○中学の秀吉と申します。○○さんはいらっしゃいますか?』
とか当たり前だったし、相手から
『この時間お父さんいるから電話できない!』
みたいな会話はザラにあったように文化や生活環境がそもそも異なる世代であり、そうなると価値観が違うのは当然である。
話を元に戻すが昭和世代の男は基本的に
上記の特性が全て当てはまるとまでは言わないが、熱量が高い男性が多かった印象にあるし信念を貫く形成が義務教育の時点で成されていた節も否めない。
昭和世代はこれで良かった。
ガンガンアプローチを仕掛けて競合を蹴散らす「推進力」と「行動力」が物をいう世界だった。
そして付き合ったり関係持つ女性はその『オス感』に引かれて一生の愛を誓う・・・みたいな恋愛に安心安全が保障されていたからね。
ただ現代の『令和の恋愛』はどうだろうか?
時代背景を考慮して話を進めるが、本質的ではない音楽にアフリカ極地の原住民が踊るようなダンスをSNSで見て、何の意味もない歌詞を並べたJ-POPがチャートを席巻し、スマホを開けばいつでも好きな推しに会える。
ルッキズム全盛期とは言え親から貰った大切な顔にメスを入れ(刺青やタトゥーは生き様だからOK)売春婦のように身体を露出したり性に対する貞操も皆無。
自分らしく生きるを履き違えアイデンティティを備えぬまま毎日をただ何となく過ごし、自分を犠牲にして稼ぐ対価はただの承認欲求だけ。
書いててただの地獄絵図じゃん・・・と若干ドン引きしてしまったが話を進めるとしようか。
先程は昭和男性の特徴を記載したが、敢えて平成〜世代の特徴は周知の事実として記載を控える。逆に次は令和を生きる女性にフォーカスを当てる。
思いついたポイントをスラスラ纏めたが、そりゃ昭和世代と畑が違うとかのレベルでは無く品種が違うって感じ。いや生物として牛と蛇くらい別の生き物じゃね?と勘繰るほど構造が異なる。
時代背景を無視した立ち回りはアンマッチの誘発だけでなく、お互いの根本理解すら遮断してしまう愚行であることは間違いない。
なので今回の私が失敗した項目で特に時代背景が異なり苦戦した部分をもう少し深掘りして解説して行こうと思う。
今回のテーマは昭和世代だけに向けたものではなく、現代の若者達にも根本理解力を養う内容になっていると思うので、遠慮なく私の失敗談を深掘りして成長に活かして欲しいと願っている。
A.追う追われるの関係性
よく心理学の観点から目的達成(恋愛成就など)を行う為
『追う恋愛より追われる恋愛を目指そう』
みたいなテーマが深掘りされているが私は少し違うと思う。
恋愛以外でも各種人間関係に置いて大切なのは『対等』である姿勢が最も重要であると考える。関係に序列をつけると対等な関係性は築けないし、テクニック的に関係構築をしてもいつか破綻するのは火を見るよりも明らかである。
ここで指す恋愛における『対等』というのはお互いの意識が同レベルで流れている、つまりは目線合わせが確実に行われている上で関係構築が適切に機能しているかが重要であり、追う追わせるというドーピングよりもっと意識を持って考えるポイントであると私は考えている。
今回は私の失敗例があるので下記で説明すると
上記の状態で望ましいのは記述した『対等』になった中期フェーズで一旦関係構築に移行するのがマストである。
しかし中期に入った段階で早急に後期フェーズに移行してしまい、自身のバックボーンを伝え少し雲行きが怪しくなる。
まだ若く人生経験の差があるサクラは少し困惑した様子でその事実を聞いてくれたが(プライバシー保護の為内容は記載しません)少し食い付きが下がるのを空気感で実感したのは言うまでもない。
勝負を焦った私は一旦冷静になろうと考えた。
しかし恐ろしいことにここから恐ろしいモンスターが出現する。
そう筆者のマインドである昭和怪物ティラノサウルスである・・・
実はこのムーブは一昔では鉄板で成功するパターンだった。
過去も今までもそうだった。
いわゆる『非モテコミット』と呼ばれるムーブと紙一重であるが、真っ直ぐな思いと本気の表れを受け取る事で女性は自身に価値を感じ喜びに変わる。
昭和俺様マインドは現在の恋愛市場では希少種であり2023年初期までは全然成功パターンだったが、その刀の切れ味が鈍っている実感は令和の年数が経過するにつれて薄々感じていた。
その時に『令和恋愛』における刀の振り方や武器の剪定方法が異なるのではないか?という疑問が生まれたが気が付けば時既に遅し、サクラの食い付きはみるみる低下して行き最終的には『他に好きな人ができた』とハシゴを降ろされてしまった。
ハシゴを登っていたティラノサウルスは当然地面に叩き落とされ心身共に強烈なダメージを負う事になる。
原因は単純明快で『対等』を疎かにした事もあるが、ここで発見したのは『令和恋愛のスタンス』を無視し過去の成功パターンを押し付けた事も失敗の一つではある。また相手の恋愛観などを一才考慮しなかった事も十分な理由になる。
昔は良かったが今は違う。
しかもこの女性は普通の一般男性がアクセスできないレベルの子かつ、アラツーという年齢もあり今を生きる令和恋愛のフィールドに立っている女性だ。
こういうレベルの女性は圧倒的ルックスを持ち合わせてない男性、ましてやアラフォーが攻略するには難攻不落の巨大戦艦なのであるという認識を持たないと勝負には勝てない。
負け戦ほど面白い・・・そんな訳なくて男なら勝負には負けたくない。恋愛も意地と意地のぶつかり合いなのだ。
ではここから更に今回の失敗事例を元に下記のテーマに紐づけて解説していく。
B.令和恋愛の価値観
※今後こちらの記事も更新しますが一先ずの共有となります。
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