マスクが隔てる距離
こんにちは。
奈良県生駒市にあります、はぎの台整骨院の松本です。
変異株のたびに感染者数のニュースが流されて、マスクがスタンダードになって2年ほどが経ちましたね。
今日は、当たり前になると忘れてしまうんだなぁという事がありました。
電車でのこと
駅に着いたので降りようと立ち上がってポケットからスマホを出して、時間を確認しました。
その際に、ポケットの中に入れてあった紙を落としてしまったようですが、僕は気が付かずに時間を確認していると…
二の腕あたりにトントンという感覚が…
振り返ると隣に座っていた男性が「落とされましたよ。」と僕の落とし物を教えてくださいました。
本当になんでもない事ですが、接触や会話を減らすように徹底され続けた今、このような何でもない「触れ合い」がどれだけ大切かを教えてもらいました。
落としたモノはスーパーに行った時の買い物リストでした 笑
落としたモノが価値のあるモノかどうかよりも、このような触れ合いで起こるホッコリする感覚が必要なんだと強く感じました。
もともと日本では「世は相持ち」や「相互扶助」という言葉があるように、持ちつ持たれつ助け合って生きてきたはずです。
マスクが当たり前になってから、このような触れ合いをしてはいけないような風潮になっているなぁと感じていましたが、今回の件でその触れ合いの大切さを思い知ることが出来ました。
直接、手と手で触れ合う訳ではありませんが、声掛けだけでも、自分と他者のつながり、自分と社会との繋がりを感じられる大切な瞬間だと思いました。
しかも、もしポケットから物を落とした時に怒った顔をしていたら声も掛けてもらえなかったかもしれません。イライラした雰囲気でも同じだったかもしれません
やはり、持ちつ持たれつな関係でいるためには、世間一般的に見て「この人となら」と思ってもらえるような表情や身なりでいなければいけないと思います。
人は一人では生きていけませんから、多くの方から声を掛けてもらえる自分でいようと改めて思える素敵な時間となりました。
この度は声をかけてくださり、ありがとうございました。お互いに無事で元気で歩きましょう。
こんな情勢ですが、みなさんも落とし物や困っている方がいたら、さっと声を掛けてあげてくださいね。小さな出来事でもお互いに幸せを感じることができますよ!
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