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お風呂とおでん。

お風呂って、
いざ入ろうとするときにはさ、
どこか面倒に思えるときもあるけれども、
でもやっぱりこんな冬の時期には、
あったまるから、すきー。

いろいろな暖房器具あれども、
身体の芯まであったまる、というのは、
お風呂が一番なんじゃあないか、
って想っている。

あったかいお風呂につかっているときは、
なんだか、じぶんが、
おでんになったような気分だ。

おでんの具の、
大根のごとく、
湯の熱が、だんだん、
内部のほうまで染み込みながら、
やらかく、おいしくなってゆく。
みたいな感覚を味わえるから、
とくに、冬のお風呂、すきー。

たとえば、お料理の工程では、
「寝かせる」というのがあると思うんですが、
お風呂のときでもね、
一度、体を洗うため湯船から出て、
そこで体が冷まされながら、
もう一度、湯船に入ることによって、
さらに身体の芯まで熱が伝わる。的な。
そういうような意味でもね、
お風呂って、じぶんが、
煮物の素材になったような気分だなあ。

お風呂から出たら、
その熱を身体に携えたままに、
すぐさまパジャマに着替えて、
お布団へ入りたい。

はぁあ〜、湯冷めはしないでよー。

令和3年1月19日


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