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地名的な橋の形成。

東京は、なぜ、
東京という地名なのか。
名古屋は、なぜ、
名古屋という地名なのか。
豊橋は、なぜ、
豊橋という地名なのか。
世界中のあらゆる地名は、なぜ、
その地名なのか。
ってゆうのは、ぼくは全然知らないですが。
おそらく、経緯とか、由来とか、歴史とか、
なにかしらがあって、
そう名付けられたんだろうか。

ぼくの住む愛知県豊橋市は、
「豊橋」と言われる地名だもんで、
もちろん市内には橋が架かっている。

いちばん代表的な橋と言えば、
豊橋市役所の近く、国道一号線を通る
一級河川の豊川に架かっている
「吉田大橋」なのでしょう。
「吉田大橋」の「吉田」とは、
この近くには「吉田城」というお城があるし、
かつては、現在の豊橋市中心部は
「吉田宿」という宿場町であった。

おなじく豊川の河川には、
「吉田大橋」の下流のひとつとなりに
「豊橋」という名称の橋があって、
この橋が「豊橋」という地名の由来らしいけど。
名称の読み方としては、
市の「豊橋」は「とよはし」、
橋の「豊橋」は「とよばし」
(←正式には「とよはし」らしい。)、
と呼ばれる。ちなみにね、
川の「豊川」は「とよがわ」、
豊橋市のおとなりの市の、
豊川稲荷がある「豊川」は
「とよかわ」と読みます。

「豊橋」も、「吉田大橋」同様、
豊橋市内の橋としては重要で。
「豊橋」と「吉田大橋」はすぐ近くの橋だけれども、
たとえば、豊橋駅方面へ行くとき、
出発する場所によっては
国道一号の「吉田大橋」まで行くと
遠回りになるときには、この「豊橋」を渡る。

そう言われてみるとさ、
豊川を渡るためには、
「吉田大橋」「豊橋」「渡津橋(わたつばし)」
2004年にできた「上渡津橋(かみわたつばし)」
国道23号パイパスの「豊川橋(とよがわはし)」、
このほかにもあったでしょうか? の橋を渡らなければ、
豊橋市より西へは行かれなくって。
どの道で行くのか、つまりは、
どの橋を通るのか、って、
市内を行き来するときは、
けっこう考えたりするやもしれん。

「川」と「橋」って、都市の形成に、
致命的に、ではなくって、地名的に、
おおきな影響を及ぼしているのだろう、
と考察する。

日本橋から、板橋から、新橋から、京橋から、
船橋から、前橋から、尾頭橋から、心斎橋から、
天の橋立を眺める。

令和3年7月29日


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