現在をどう生きるか6

第47回 家計簿

前回noteよりひきつづき、吉本隆明さんの講演『現在をどう生きるか』(開催日時:1995年9月3日)をゆっくりじっくり聴きます。講演音源は吉本隆明の183講演より。ほんじつで、ずばり、第47回めでしょう。]

こんにちはぁ。こんかいも、吉本さんの講演を聴くだじょー。

ぜんかいでは、、、

「企業体の利益がどのくらいだったら? とか、そういう人がどのくらいだったか? の、そういうところで判断すると、決して不当な判断じゃないですけどそれはそんなに正確じゃないんです。だからそんなところで従来どおり『不況』と新聞なんか判断してますけど、本当を言うと違います。それは、『現代』と『現在』の違いです。『現在』ではそうじゃないです。」

のところだったブー。

それじゃあつづきだよ、ベイビ〜。。。

あの、やっぱり、個人消費が、あの。どこで増え…、どこまでの規模で増えてて、どこまでの規模で増えないか。っていうことが一番重要なあれで。
(チャプター06「不況をめぐる価値の浮遊性」/6:49〜)

「やっぱり、個人消費がどこまでの規模で増えていて、どこまでの規模で増えないか? ということがいちばん重要で。」

‥‥個人消費が。。

それを見るのはどこが良いか、って言ったら、スーパーとか百貨店とかコンビニとかっていうのの、売上高で見れば良いわけで。

「それを見るのはどこがよいか? と言えば、スーパーや百貨店やコンビニなどの売上高で見ればよいわけで。」

‥‥売上高で。。

売上高が、あの、前の年の同月に比べて減ってるか。あるいは、前の月に比べて減ってるかどう…、増えてるか。それを判断すれば、あの、良いわけで。そんなことはまた、非常に簡単なことで。

「売上高が、前年の同月にくらべて減ってるか増えてるか、を判断すればよいわけで。」

‥‥前年の同月に比べて。。

個人個人で言えば…、で、家計簿つけてる人はすぐ分かりますけど。

「個人個人で言えば、家計簿をつける人はすぐわかりますけど。」

‥‥個人個人で言えば。。

あの、今月よりも…、あの。あ! 先月よりも今月のほうが少なく使ったか、余計に使ったか。

「先月よりも今月のほうがすくなくつかったか、余計につかったか。」

と、ここのばめんでは、さいしょに「今月よりも」と吉本さんおっしゃってから、おそらく、言い間違えたことに気がつかれての「あ!」と言って、「先月よりも」と言い換えたのだとぞんじます。

そして、、

あるいは、あの。前の年の今の月よりも、今月のほうが、あの。たくさん使ったか、使わないか、ってのはすぐ分かり…。家計…、家計簿見たら、分かりますから。

「あるいは、前年の同月よりも、今年の今月のほうがたくさんつかったかつかわないか、というのは家計簿を見たらすぐわかりますから。」

家計簿、というのは、なんだかなじみやすい気がするです。

それでもって判断すれば、一番、あの、不況かどうか、ってのは一番よく判断できます。つまり、100パーセントでは無いですけど、一番正確な判断できると、僕は理解します。

「それでもって判断すれば、不況かどうか? というのはいちばんよく判断できます。100%ではないですけど、いちばん正確な判断ができるとぼくは理解します。」

という、こんかいはここまでを聴きました。えーっと、不況なのかどうか、という話題はぼくにはちょっとむつかしいですが。つまり、「個人消費」で見るのがいちばん正確な判断だ、という。。。

あとあと、そういえば「ちびまる子ちゃん」で思い出したですが。たしか、吉本隆明さんがどこかで「ちびまる子ちゃん」のことをおっしゃっていたよなあ、と思って検索してみると、吉本隆明の183講演より『いまの社会と言葉』という講演でした。

じぶんは以前も聴いたとおもいますが、また聴いてみよーっと。

それではではぁ、次回noteへつづきます。あ、いや、ちがった。

後半へつづく。。。

平成30年8月28日


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?