ピアノ叩いても、音しか出ない。
じぶんのだいすきなバンドやミュージシャンで、
どの曲がいちばんすきか? という問いは、
いちばん、ってえのはさ、
なかなか答えるのがむつかしい。
それは、時と場合によるから。
たとえば、本日サブスク解禁になりました
「B'z」で言えば、なんでしょうか、
あるころじぶんのメールアドレスに曲名をつけていた、
『JAP THE RIPPER』(AL『The 7th Blues』より)
がさ、いちばんすきだと言っていたけれども。
ほかにもね、あまたの曲があるなかで、
21世紀になってのぼくの最初の誕生日(2001年3月14日)に
リリースされました『ultra soul』がさ、
べたではあるんですが、まわりまわって、
いちばんすきやもしれない。
ヘイ!!!
とは言いつつも、ひとつって、
ぜんぜん決めらんない〜。
また、ともすれば、たとえば、
「Mr.Children」の曲では、
どれがいちばんすきなのか? という問いもね、
やはり、むつかしいですが。
じぶんのなかのひとつの答えとしましては、
12thアルバム『I♥U』の最後の曲、
『潜水』が、とくにだいすきで。
だいすきな理由というのも、
いくつかあるですが、ひとつ挙げますと、、
ピアノ叩いても音しか出ない
君に届くはずない
【潜水/Mr.Children】
‥‥というところの歌詞が、すきなの。
たとえば、この歌詞のように、
ピアノの鍵盤を叩いても音しか出ないとき、
ってのは、ぼくはピアノをひけないから、
よくわからないけれども。
おなじように考えれば、
ギターの弦を弾いても音しか出ないとき、
歌をうたったとしても声しか出ないとき、
鉛筆で字を書いても線しか書けないとき、
ことばをしゃべっても息しか出ないとき、
みたいな、体調や、精神状態によっては、
そんなときもあって。そういうときには、
君に届くはずもない。やもしれない。
それとはつまり、
そのじぶんの表現の内部に、
じぶん自身の「なにか」が宿ってない。
って言えるのかもしれないな。
「なにか」とは、つまりは、
「soul」のような?????
どうしたら、じぶんの表現の内部に、
その「なにか」が宿るかは知らないけど。
『潜水』の歌のごとく、
出来るだけ、出来るだけ、遠くまで、
潜水で泳いて、あぁ、あぁ、あぁ、
あぁ、生きてるって感じ。
って、実感するかのごとく、過ごすことができたら。。。
そんなことをねえ、
アルバムを聴いて感じながら、
その感じた感覚はさ、
リリースから約15年経った今でも変わってない。
そうだ 冷えたビールを飲もう
出来るだけ一息で あぁ 生きてるって感じ
令和3年5月21日
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