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白い街。

全国的には、
「愛知=名古屋」という、
イメージもあるかとはぞんじますが。
愛知県東端の豊橋市で生まれて、
二歳半から小学五年生までは
愛知県の中央の辺りに位置する岡崎市で過ごし、
それからまた豊橋へ移ってきた、つまり、
「三河」で育ったぼくとしては、
「尾張」である名古屋って、
じつはそれほど、馴染みがない。

たとえば、
住んだこともなければ、
親戚が住んでいるわけでもなければ、
学校や仕事で通ったこともない。
行く用事が頻繁には無いじぶんとしては、
これまでの人生のうちで、
名古屋を訪れたのは、たぶん、
すべて合わせて百回は無いやもしらない。
いや、わからんけどー。

名古屋へ行けば、
都会だなあー、って感じながら、
愛知県民でありながら、
名古屋は、いまだに、ちょっと
異邦の感覚があるのよね。

なので、名古屋のことって、
ほとんど知らなかったりする。

そんなこんなを思いつつ、
名古屋のことが歌われる歌として思い出すのは、
石原裕次郎さんの『白い街』なのですが。
【白い街 白い街 名古屋の街】
というこの歌詞で歌われているような、
名古屋を「白い街」とされているのも、
色として「白」って、
かっこよかったり、はかなかったり、きれいだったり、
と、いろいろなイメージが想起されるけど、
この歌においては、
どういう意味合いの「白」の色なのか、
というのも、よくわかってない。

でも、なんだか、
歌を聴いていれば、
名古屋、白い街。なのだとも、
どこか思えてくるような気もする〜。

名古屋の伏見の近くの
「白川公園」の木陰の下で、
木々と、広場と、噴水と、
プラネタリウムの球体を眺めながら、
涼みたい。暑ければ、
市美術館へと駆け込みたい。

令和3年7月28日


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