21エモン3

落語のような。

ツタヤで借りて来ておりましたアニメ「21エモン」のDVD、
「1巻&2巻」観たよー!

アニメ「21エモン」は、藤子・F・不二雄さん原作、
平成3年5月から平成4年3月までテレビ放映されておりまして。
舞台は2051年のトウキョウシティ、
江戸時代よりつづく老舗ホテル「つづれ屋」21代目、
小学6年生の「つづれ屋21エモン」くんが主人公でね。

異星との交流がさかんになり一大観光惑星となった地球にて、
主人公の「エモン」と、ふとしたことでエモンと出合い
エモンの相棒となる絶対生物「モンガー」、
お客さんが全然来ない経営難のホテル「つづれ屋」の家族、
エモンの友だちや、ホテルのお客さんの宇宙人たちとの交流が
描かれたストーリーなのですが。

あらためて観てみると、
やっぱり、ほんとうに、おもしろい〜。

まずは借りてきました「第10話」まで観ながら、
なんか、ふと、思ったのはねぇ。
物語の舞台が、江戸時代よりつづく老舗旅館ということで、
なんだか「落語」のようだなあ。って。

落語には、経営難の宿のお噺というのは、
たくさんあるとぞんじますが。

たとえば、登場人物がさ。
必死でホテルの経営を立て直そうとするけれど、
すこし空回りしてしまうエモンのパパ「20エモン」。
美人でいつもやさしいエモンの「ママ」。
元は芋掘りロボットでホテルのボーイの「ゴンスケ」は、
落語でよく登場する無粋者や粗忽者のようだし。
中古で購入した中古ロボット「オナベ」は、
しっかり者の反面、少々おせっかいな面もあるし。

また、つづれ屋へ泊まりに来る宇宙人のお客さんたちは、
おのおの特徴に富んでいると申しますか、
どこかコミカルであるし。

そして、経営難の老舗ホテル・つづれ屋のことを、
我が家のように愛する有名な宇宙冒険家・スカンレーさん。
などなど。。。

これらの登場人物のあいだで巻き起こるストーリーが、
まさに落語のようだなあ。

って思っていたらば、
こんかいDVDで借りてきたなかでの
さいごの回「第10話」ではね。
つづれ屋のおとなり、エモンの友人・ルナちゃんのおうちが
経営をする「ホテル・ギャラクシー」の、
とある客室で泊まっていた宇宙人のお客さんが、
落語をテレビで観ながら「おもしれぇじゃねえかぁー!」と
爆笑しているシーンがあって。

このシーンを観ながら、つまり、まさに、
落語がストーリーのモチーフになっているんだ。
って感じたのよね。

そんなこんなでぇ、きのうはさ、さらに
このつづきの「3巻&4巻」のDVD借りてきたっす。
おつぎの回は、エモンたちが学校の修学旅行で、
火星へゆくことになる。というおはなしなんですが。

観るのがたのしみ〜!!!

令和元年5月4日


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