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比較することにおける三つの原則。

昨日のブログでは、たとえば、このnoteにおいて
「スキ」や「フォロー」の数を、
じぶんとだれかとで比べることによって、
おれは、なんて、価値の無い人間なんだ!
って思ってしまうときもある、
みたいなことをしるしましたが。

こういうような、つまりは、
「人と比べてもしようがない。」とは
よく言われることだともぞんじますが、
そう言われたとしても、やっぱり、どうしても
他人と比べてしまうし、もしくは、
「他人と比べる」ということが、ぼくは
完全に悪いことだとも思っていない。

たとえば、
ぼくはこれが好きで、
あなたはこれが好きで、
この人はこれが好きで、
あの人はこれは好きで、
というようなちがいとは、それが
その人の個性だとも思えるし。
そしてまた、
ぼくの苦手なことが、
だれかにとっては得意で、その逆で、
だれかの苦手なことが、
ぼくの得意なことならば、
おたがいで協力することもできる。
もしも、そういうふうに考えることができれば、
人と人とを比べることによって、
その人の持っている個性及び性質を
見ることもできるのだし、さらにはさ、
じぶん自身とはどういう人間なのか?
ってゆうことも見えてくる、とも考えられる。

他人と比較することにおいて、
むつかしいのは、
「数値」だなあと思っている。

このうえのところで申しました
noteの「スキ」や「フォロー」の数だっても、
数値なのだし、はたまた、
試験の点数とか、成績とか、収入とか、身長とか、
などなどというのも数値であって。
数値とは、目で見えやすいものなのだから、
比較するのも容易だし、かつ、
数値によって比較することで、
その人の優劣がつけられる。そして、
そのつけられた優劣によって、
優越感を抱いたり、
劣等感に苛まれたり、
人からバカにされたり、人をバカにしたり、
ということへも至ってしまうんだろう。

いや、なんだか、数値自体を
批判しているわけではないんですが、
でも、数値とは、
あまりにも見えやすくって、それによって
比較もできやすいものだからこそ、
便利でありながらも、
こわいものでもある、というか、
むつかしいものだなあ、って思うのよね。

人と人とを比べることを、
「優劣」をつけるんじゃあなくって、
「個性」を見ることができたら、
とは思うんだけれども。
そういうときにおける、つまり、
比較することにおける大切な原則とは、
「嘆かず、驕らず、見くびらず。」
なのだと思ったのよね。

それは、まあ、つまり、
言うなれば、名づけるとすれば、
「比較三原則」ということでしょうか。。。

令和5年3月2日


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