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動機とストーリー。

「ことば」は、
大切なものだと思っている。

でも、たとえば、
「ことば」に関して、よく言われるような
「言霊(ことだま)」というのは、
そこまで信じていないふしもある。

たとえば、
悪いことば、
よくないことば、
縁起のよくないことば、
のような場合では、
言霊のような力が働いてしまう、
というのは考えられるとしても、
逆に、えーと、なんだろう、
じぶんの「夢」的な?! つまり、
なにかになりたい、とか、
なにかができるようになりたい、とか
なにかを手に入れたい、とか、
そういうのはさ、そのことばを、
ただ、言ったり、書いたり、するだけでは、
言霊による呪力のような力は発動せず、
その夢も叶いがたい。

そこには、
一工夫いる、というか。

たとえば、ぼくは、
「動機」って、とても
重要なことだと思っているのですが。
じぶん自身が、たとえば
「なにかになりたい」という夢を持っていたとして、
なぜ、私は、その
「なにか」になりたいか?
という理由みたいなことをね、
じぶん自身の「動機」として考えてみる。

動機が強ければ、
その夢も叶いやすくなるだろうし、
動機が弱ければ、
その夢が叶うのは、
むつかしくなる、やもしれない。

「動機」というのは、つまり
「ことば」ではあるけれど、
動機が「強い」か「弱い」か、というのは、
考えの構築、というか、
作文力、というか、つまりはさ、
「ストーリー」だと思うのよね。

それをするだけの理由、もしくは、
それをせざるを得ない理由、というような
「ストーリー」によって、つまり、
「動機」によって、
じぶん自身が動く力がみなぎる、というかさ。
その夢に向かう途中にて、
なにかの困難に出くわしたときにも、
じぶんの動機が強ければ強いほど、
さらに進むことができる、というか、
立ち向かうことができる、というか、
解決のアイディアが出る、というか。

たとえば、就職の面接でも、
動機を訊ねられる、というのもね、
その人の動機が、
強いか、弱いか、を、
見ているんじゃあないかなあ、と思うんだよね。

そういう意味でも、
ことばって、つまり、
動機って、大切だと思うの。

ことばとは、
言霊であり、
ストーリーであり、
メタファーだと思っている〜。

令和4年8月24日


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