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また散らばっても。

昨日のブログでは、
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの
最新アルバム『プラネットフォークス』について、
リリースから約3か月が経ち、このごろ、ようやく
耳と身体に馴染んできたこと、そして、
アジカンのこれまでのアルバムの中では、
一番好きやもしれない、
って感じていることを書きました。

でも、この好きの理由はさ、
昨日に引きつづき、まだ、
うまく言えないんだけれども。

昨日のブログでは、「全14曲収録」という
これまでのアジカンのオリジナルアルバムの中で
最多曲数、と言われるように、
さまざまな曲や音楽を聴くことができるから、
楽しい、ってゆうのがあるやもしれない。
と書いたですが。
さらにはさ、これらの曲における
アルバムの流れが好きだし。
また、さまざまな曲と、そして、
これらの曲々の中で歌われていると感じられる、
さまざまな人や、さまざまな街や、
さまざまな景色のことが、
メタファーとして込められているような、
ビートルズの「サージェント・ペパーズ」の如くの人々の中に
アジカンのメンバー、及び、
動物やお化けや妖怪や妖精や宇宙人等々が描かれる
アルバムのジャケットが好きだなあ。

このジャケットだからこそ、
さまざまな曲々が、ひとまとまりとなって
『プラネットフォークス』というアルバムが、
形づくられているやもしれないな。

アルバムのゲストとして、
ROTH BART BARONの三船雅也さん、
chelmicoのRachelさん、
OMSBさん、
羊文学の塩塚モエカさん、
the chef cooks meのシモリョーさん、
skillkillsのGuruConnectさん、
などなどの方々が参加されている、
というのも、アルバムの特徴かと存じますが。
このアルバムをね、過去、
アジカンを聴き始めたころのじぶんが
いきなり聴かされたとしたら驚いちゃうかもだけど。
でも、『プラネットフォークス』という
さまざまな曲々が収録されているアルバムだからこそ、
自然のように感じられるし。
アジカンをずっと聴いてきたじぶんとしては、
この開かれ方が、つまりはさ、
この繋がり方がとっても素敵だなあと思う。

はたまた、
1曲目『You To You』ではギターのケンさん、
10曲め『雨音』ではベースの山さんが、
ボーカルを取られている、というのも、
すばらしいなあ、と思うし。
そして、
アルバム最後の曲『Be Alright』では、
ゴッチさんのソロアルバム『Lives By The Sea』収録曲
『The End Of The Days』での
【勇敢だとか そんな冗談なら止して】
という歌詞が引用されているのがさ、
聴いていて、なんだか、ぐっとくる。

なんて言うんだろうかなあ、たとえば、
この「プラネット」では、
よくも、わるくも、
あらゆることが繋がっている。
ならば、できれば、
よい事柄を繋げることができたならば。
みたいなことをね、
アルバムを聴きながら想いました。。。

また散らばっても そうさ
We gon be alright

令和4年6月18日


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