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朝から、朝まで。

先日読み終えました、燃え殻さんの小説
『これはただの夏』では、
【イントロを聴いただけで、
 いつかの夏に連れもどされる曲はありますか?】
という章があるですが。この章を読みながら、ぼくの中の
「いつかの夏に連れもどされる曲」についても、
考えてみながら、考えながら頭の中で鳴っていたのは、
KICK THE CAN CREWの『イツナロウバ』だった。

大学の夏休み、
地元へと帰ってきて、たしか、
高校のときの友人たちで、市内のプール
(たしか、シーパレスだった。
 今夏限りで廃止される豊橋市民プールではなかった。)での、
波のプールに揺られながら、そのとき、
『イツナロウバ』の曲が、ひたすら、かかっていて。
『イツナロウバ』を聴くと、そのときの
波のプールの雰囲気を思い出す。

『イツナロウバ』の最後の場面での、
LITTLEさんの、、

まだ何も終わっちゃいないぜ
ワンサゲン騒げ行くぜ
朝から 朝まで 朝まで

‥‥のごとく、そのころ、
大学のときの夏休みの期間はさ、
どちらかと言えばインドアのぼくだっても、
世界の事象とか気にも止めず、息継ぎもせず、
「朝から 朝まで」遊んでた。
プール行ったり、カラオケ行ったり、
みんなでキャンプへも行ったり、旅したり、
あとは、なんだったかなあ、
ひたすら、ゲームしたり、とかかなあ、
何をそんなに遊んでいたんか、ってえのも、
もう、忘れてしまったけど、
そのころの夏はあまりにも楽しかったな。

あぁー、サマーデー!!!

『イツナロウバ』は2001年リリースとのことなので、
そうか、20年前か。

その後、2017年には、
キック再結成して、
復活の曲の『千%』からのぉ、
『イツナロウバ』より引きつづくかのような、
『SummerSpot』はうれしかったな。

もう寒くはない Awesome!

令和3年8月20日


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