おとといの月

夢なんて 語るモンじゃない

おとといの夜、安室奈美恵さんの『Chase the Chance』をひさしぶりに聴いていて。

『Chase the Chance』ってさ、「夢なんて見るモンじゃない 語るモンじゃない 叶えるものだから」の箇所がやっぱり印象ぶかくて。はっぴょうされたのは、じぶんが中学2年生のときだったとぞんじますが。たしかに、聴きながら「夢は、見るんでなくて、叶えるものなのかあ。」って思ったわー。

そして。今、あらためて聴いてみるとねぇ、このことよりも、

「夢なんて 語るモンじゃない」

のところが、なるほどぉ、そうだそうだ、と感じたんだよね。「夢は、叶えるものだから」のような強さはもちろん、そうだよなあ、とは思うけれど。じっさいにはなかなかむつかしくって。でも、「夢なんて 語るモンじゃない」ってゆうのは、じぶんでもできるし。そうしたほうが、断然よいはず。。

たぶん、中学んときにはこうは思えなかった。語るとか、語らないとか、そんなこと考えたこともなかった。。。

‥‥とか思いながら。その翌日のきのう、糸井重里さんがほぼ日の「今日のダーリン」で、

いまだから正直に言いますが、ぼくは、
なにかと「夢」を語りたがる人が苦手でした。

という書きだしで書いておられるのを拝見いたしまして。きのうの夜、じぶんもちょっとそう思った! って思ったの。

この途中ではすこし辛辣に、

ほんとうのことを言えば、
ありきたりの、絵に描いたような、
いかにも夢らしい夢を語りあってる人びとこそが、
「夢」からいちばん遠い人たちなのだ、
という気もするのですが、それはなかなか言いにくい。

とおっしゃっていたり。また、

おそらく、多くの人が「夢」と言ってることのほとんどが
「夢」じゃなくて「欲」だったりするんですよね。
(上記三つ、平成29年9月25日「今日のダーリン」より引用です。)

というのは、安室ちゃんの『Chase the Chance』での「Wild & Tough 暴れ出した欲望」や「もうずっと昔に欲しがったような ねだるような 気持ちをおぼえてる 手に入れるまで泣いたこと ダダをこねたあの日を Hey Yo!」の箇所とつながってる!!! って感じたり。。

そして。

この「今日のダーリン」を受けて、サクちゃんさんが、

と、noteで書いておられるのを読んだりして。。

じぶんも「夢」のことをじぶんなりに考えてみたい、ってなんだか思ったのよね。夢、って、ぼくは昔からなかった質なんだけれども。この今になって、きちんと、夢を見つけたい。って感じてる。

平成29年9月26日