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びっしりビルが湧く街。

東京へは、
旅行とか、観光とか、興行とか、
でしか、おとずれたことがない。

そんなような、東京で
住んだことないじぶんが思う、
東京のイメージは、
「びっしり」かなあー。

それは、たとえば、
サカナクションの
『ユリイカ』という曲での、、

【ここは東京
 空を食うようにびっしりビルが湧く街】

【ここは東京
 蔦が這うようにびっしり人が住む街】

‥‥という歌詞の印象が、
あたまに、つよく
残っているからやもしらない。

人も、ビルも、お店も、お家も、アパートも、
川も、橋も、坂も、電灯も、電気も、広告も、
交差点も、自動車も、道路も、線路も、駅も、
なにもかも、なにもかも、なにもかも、
びっしり、張り巡らされている街。

びっしり、張り巡らされた、
東京の、路線図を見るのが
なんだか、すき。

ぼくは、もっぱら、
「ほぼ日の路線図」をね、
ほぼ日手帳のポケットにしのばせながら、
ひまなときは、東京近郊路線図をながめる。

たとえば、
「上石神井駅」から「清澄白河駅」へは、
どうやって行くんだろう? とか思いながら、
西武新宿線にて高田馬場まで行くんだろうな、
とは思いつつ、でも、そこからの路線図がさ、
あまりにも、びっしり、しすぎていて、
よくわからない。

びっしり、路線図の中で掲載されている
すべての駅には、駅員さんが居て、
今もなお、乗客たちが、
入れ替わり、立ち替わり、移動されていて、
駅から出れば、街があり、
街には、人が、住んでいたり、働いていたり、
するのかな。って、想像をしながら、
ぼーっとしたりするのが、すき。

東京の、
ビルと、人の、あいだを、
どんな風が吹いているだろうか。

令和3年7月27日


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