ぼんやりの赤の淡い色。
昨日、近所の公園を歩いたら、
公園の桜がだいぶ開きごろになってきていて。
ぼくが見た感じでは、だいたい、
二分咲きぐらい?????
何と言うか、ぼくとしてはさ、
満開のころよりもね、
今ぐらいの時期のほうが、
桜、好きやもしんないなあ。
冬のころは枝だけだったのが、
春が近づくと、枝から
淡い赤い色のつぼみがふくらんできて。
その淡い赤色が、
桜の木の全体をまとっていて、
遠くから見ると、木が、ぼんやり、
紅く染まっているように見える。
満開のころになれば、
このつぼみの紅色は消えて、
次は、白に近いかのような
花びらのピンクの色でまとわれてきて。
この満開の姿もかっこいいけれど、
ぼくは、今の時期みたいな
ぼんやりの赤の淡い色が、
春の訪れっぽくて、なんだか、好きなのよね。
そんな桜が開き始めた公園では、
子どもたちが大声で笑い合いながら遊んでいて。
その雰囲気が、また、いいなあ、
って思いながら、そう思ったら、
ちょっと泣きそうになってしまった。
いや、実際には全然泣いてないけれど、
なんだか、昨日はさ、
そんなふうに想ったんだった。
世界に、
平穏な季節が訪れますように。
と、切実に祈りたいの。
令和4年3月25日