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地球とは、球形であるか。

地球は、いつ、
できたんだろうか。

Wikipediaによれば、それは、
45億4000万年前らしい。

なるほどぉー、
けっこう昔だなあ〜。

とかなんとか言いながら、
ぼくが知りたいのはさ、
そういう時間的なことよりもね、
「地球」ということばが、
いつ、できたか? ってゆうことでして。

「地球」ということばって、
なんだか、考えてみると
おもしろくって。

たとえば、
「地球」とは、
「地」と「球」の字が組み合わさっているから、
「地」が「球」の形をしている、
ということが判ったあと、
「地球」ということばができた、
って考えられる。

仮に、そうだとしたら、
「地球」とは、
「球形」である、ってゆうことを、
人類は、いつ、判ったんだろうか。

それはさ、
さすがに、いや、
「さすがに」と言うのも変かもだけど、
平安時代とか、鎌倉時代とか、室町時代とか、
の時代ではないように思うけれど。

「地球」は、
英語では「earth」ですが、
英語のこと詳しいことは存じないんですが、
たぶん、「earth」には、
「球形」の意味は無いと推察する。

『リーダーズ英和辞典(第3版)』の辞書にも、
「earth」の説明では、
「球」という文字は出ていないから。

ともすれば、
日本語の「地球」とは、
英語の「earth」を直訳したわけではなくって、
英語以外の言語から翻訳された、もしくは、
日本語のオリジナルとして作られた、
という感じかなあ?????

と、ここでね、
『精選版 日本国語大辞典』を見てみたら、、

明末、中国を訪れたイエズス会士マテオ=リッチによる造語。「天球」からの類推で考案されたと思われる。江戸期にイエズス会士らの書物を通じて日本にも伝わり、多くの蘭学書に用いられた。その後、「和蘭字彙」(1855)、「英和対訳袖珍辞書」(1862)などの対訳辞書にも収録され、一般化した。

‥‥とのことでして。

つまりは、
「地球」とは、
明の時代の末ごろ、
イエズス会士によって作られたことばであり、
そして、日本では、
江戸時代の末ごろ一般化された。

ならば、
それまでの時代では、
「地球」のことを、
どう呼んでいたのでしょう。

たとえば、
かぐや姫は、この
「地球」という星のことを、
どう想っていたのでしょうか。

令和4年4月27日