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『桜の季節』を聴くと思い出すこと。

昨日のブログでも書きましたが、
フジファブリック・志村正彦さんのご命日だった昨日、
お出かけ中の車内で、2019年発売のプレイリストアルバム
『FAB LIST 1』初回限定盤特典のライブ音源CD
「TOUR RAINBOW OF SUMMER 2005」
を聴いておりました。

このライブアルバムはさ、
もう、いつ聴いても、すばらしいー。

昨日のブログで書きました
『虹』を一緒になって歌っていたら、
なんだか、泣きそうになった。
と言うよりも、ちょっと、泣いた。

そして、収録7曲目の
『桜の季節』では、聴きながら、またもや、
ある大きな後悔のことを思い出していた。

ぼくがフジファブリックを知ったのは、
2004年開催されました奥田民生さんの弾き語りコンサート
「ひとり股旅スペシャル@広島市民球場」にて、
民生さんが、フジファブリックの
『桜の季節』をカバーされていて。
ぼくはライブ会場には訪れていないんですが、
のちに、ライブ映像で拝見しまして。

民生さんの歌われる『桜の季節』を聴きながら、
すごい独特な感じの歌だなあと思いながら、
でも、あまりにも独特だと感じたのか、
その後、調べて、追いかけて、聴く、
というのはしなくって。
はたまた、とあるイベントでは、
寺岡呼人さんと民生さんとで組まれる「寺田」と
志村さんの3人で、『桜の季節』や、
ユニコーンの『ペケペケ』をカバーされている映像も
観たりしながら。『ペケペケ』はさ、当時まだ、
ユニコーン再結成していない時期だったからこそ、
選曲がすごい、って思いながら、でも、
そのときもフジファブリックを聴かなくて。

おそらく、いつの日か、
聴くんだろう。と思っていた。

そうして、日々が経ち、
そう言えば、2009年に行われました
フジファブリック5周年のライブのときにね、
新聞のライブチケットの広告で、
このライブの開催のことを知って、
へぇー、って想ったのは憶えている。

でも、その数か月後、
2009年の12月25日の夜だったと思う、
部屋でネットを見ていたら、
志村さんの訃報のニュースが入ってきて。。
え?! と思ったんだった。。

いつか、
フジファブリックの音楽を聴くんだろう、
と思っていたぼくは、
その翌日、すぐさま、近所のツタヤで
アルバムをレンタルしてきて。
聴きながら、
その音楽と、志村さんの歌声に、
なんでもっと早く聴かなかったんだ、って。。。

この翌年はさ、ひたすら、
もう、ずっと、ずっと、ずっと、
フジファブリックの音楽を聴いていた。

それ以来、この
後悔とも言うべき出来事を思いながら、
少しでも気になった音楽があれば、そして、
音楽だけでなくて、その他の作品でも、
まずは、聴いてみる、触れてみる、鑑賞してみる、
というのを心がけたいと思っている。

たとえば、先日のブログで書きました
「もっと、もっと、じぶんなりにでも、
 音楽のことを知りたいなあ。」
のことだってもね、ぼくの中で、
志村正彦さんが亡くなられて想ったこと、
というのが関係していると思うの。

とくに、やっぱり、
『桜の季節』を聴くと、
すばらしい! って想いながらも、
自分自身の戒めのごとく、
このことを思い出しながら、考えている。

おぉー ならば愛を込めて そぉー 手紙をしたためよう

令和3年12月25日


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