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あきれるくらい未来の話をしよう。

小林武史さん・櫻井和寿さんが中心となって結成されました
Bank Bandの曲には、数多のカバー曲のほかにも、
『to U』や『奏逢 ~Bank Bandのテーマ~』などなどの
オリジナル曲があって。そのなかでもね、ぼくは、
『はるまついぶき』が好きなのよねえー。

この『はるまついぶき』の曲の、
いちばん好きな場面というのが、
大サビでの、、

「鬼が笑う」なら それもいい
いつか僕らも一緒に笑えばいい
あきれるくらい未来の話をしよう
このまま
【はるまついぶき/Bank Band】

‥‥のところだなあー。

「来年の事を言うと鬼が笑う」
ということばがあるけれど、その意味としては、
『広辞苑(第七版)』によれば、
「明日のことさえ分からないのに、来年のことなど
とても予測できない意をいう語。」とあって、つまり、
鬼は、来年のことをすでに知っていて、
そんな来年に起きることを何も知らない人間が、
現実とは全くちがう翌年の展望を語っている姿を、
鬼が笑う。というイメージでしょうか。

Bank Bandの『はるまついぶき』では、
【「鬼が笑う」なら それもいい】と歌われるですが。
これはでも、たとえば、べつに、
ことさらポジティブになろうと努めるでなくて、
「鬼が笑う」ことを気にしないんでもなくって、
なんてゆうか、あきらめ、と言うのかなあ、
なんとか、来年が、そして、未来が、
よいふうになるといい、と願いながら、
どんな未来が来ようともそれを受け止められたら、
という祈りなのやもしれない。
って、曲を聴きながら感じているの。

その未来がやって来たときには、
鬼と一緒になって、笑えばいい。
という『はるまついぶき』で歌われる光景も、
ユーモアと、さらに力強さも想われるし。

なんと言うか、来年のことを言えば
「鬼が笑う」んだともすれば、
年始には、あれだけあった今年の日数も、
年末が近づけば近づくほどに、
その日数は少なくなって、だから、もう、
言えることも少なくなっちゃうじゃん。

ならば、その
話す内容については慎重になりながらも、
どんなときにでも、鬼があきれるくらい、
来年の話を、未来の話を、しよう。

このままぁー!!!!!

令和3年11月21日


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