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改行と詞のダンシング。

ぼくのブログでは、書く文章をね、
こんな感じで、一行一行、
ある程度の文字数になったら改行する。
ってゆうふうにして記している。

これはさ、ぼくのだいすきな
「ほぼ日刊イトイ新聞」で書かれる文章の記し方を、
じぶんなりに、見よう見まねで、
書いているんですが。

WEB上では、どうしても、
文章として記される文字が、
塊のようになってしまいがちで。
1998年創刊の「ほぼ日」では、創刊当初から、
塊のようになる文章を見やすくするために、
この改行のスタイルが発明されたのだろう。
たしか、このお話しって、糸井重里さんの著書
『インターネット的』の中で書かれていたと思う。
(PHP文庫版、176頁より。)

そんな「ほぼ日」にあこがれて、
ぼくもnoteを書く以前のブログのころから、
この「ほぼ日」の改行スタイルでね、
ブログを書いている。

noteではさ、でもこんなふうに、改行をしなくたっても一行一行の文字の数がある程度達すれば自動につぎの行へと移ってゆく、みたいな仕様になっているから。たとえば、かつてのホームページの文章や、ブログサービスの仕様よりも、だんぜん、だんとつに読みやすくなっている。いや、むしろ、もしかしたらnoteの場合では、ぼくのような改行をしないほうが文章は読みやすいやもしれない。そもそも、ぼくの改行って「ほぼ日改行スタイル」をかんぺきに踏襲できているわけでないから、比較するのもおこがましいやもしれないですが。

そうとしても、ぼくはなぜ、
この改行でブログ書いているか?!

やっぱり、「ほぼ日」がすきですし、
じぶんとしてもね、ずっと、
この感じでブログ書いているので、
この改行に、愛着があるのだと思う。

そんなふうに感じながら、
このごろ、ふと思いついたのは、
「ほぼ日」の改行スタイルって、たとえば、
音楽CDのブックレットに掲載される
歌詞カードの「歌詞」に似ているなあ。
って思ったのよね。

「歌詞」って、
ふつうの文章とはまたちがった、
ちょっと不思議なことば、とも言えると思うけど。
それはおそらく、音楽的にね、
小節ごとで改行される、みたいな、
音楽のリズムが呼応している。と考えられる。

こう考えてみるとねぇ、ぼくは、
「文章」よりも「歌詞」寄りのぉ、
歌は作れないので
「歌詞」は描けないけど、
「歌詞」という語句から「歌」の字を取った
「詞」を記したいのかもしんない。

「詞」と「詩」のちがいも、
よくしらないけど。
ぼくとしては、どちらかと言えば、
「詩」はむつかしそうと申しますか。たぶん、
「詩」と「文章」のまんなかぐらいにありそうな
「詞」を、しるしたいんだなあ。

つまりはさ、「詞」とは、
名詞や、動詞や、形容詞や、副詞が、
助詞と助動詞と接続詞でむすばれながら、
改行のリズムで踊りだす。みたいな?????

冠詞とか、前置詞とか、過去分詞のことは、
よくわからんっ!

踊るように、歌うように、揺れるように、
ブログ書けたら〜。

令和3年5月29日


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