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夜と壁を超えて。(「でもある晩 考えたよ」ver.)

ぼくはもっぱら、車を運転中には
音楽を聴いているですが。
最近のドライブでは、先日、B'zのライブ映像作品
『B’z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-』を観て以来、
B'zの過去のオリジナルアルバムをあらためて聴いているの。

たとえば、まずその最初として
1998年リリースの二枚のベストアルバム
『B'z The Best “Pleasure”』と
『B'z The Best “Treasure”』より、
1995年リリースのアルバム『LOOSE』→
1989年リリースのアルバム『OFF THE LOCK』→
1994年リリースのアルバム『The 7th Blues』→
1991年リリースのアルバム『IN THE LIFE』→
1992年リリースのアルバム『RUN』、
という順番で聴きながら、昨日には
1990年リリースのアルバム『BREAK THROUGH』
を聴いておりました。
今日からは、また、どういう順番で聴こうか?
と考えつつ、まだまだこの
B'zのアルバム聴くウィークはつづいてゆくですが。

上記におけるどのアルバムにも思い入れがあり、
かつ、大好きなんだけれども。
今回、とくに想いましたのは、
1994年リリースの二枚組のアルバム
『The 7th Blues』がすごいなあ!! って。

B'zの「暗黒時代」とも言われているこの時期、
ぼくがリアルタイムでB'zを聴き始めたのは
次作の『LOOSE』からですので、この
『The 7th Blues』リリース当時のことは存じず、でも、
1990年リリースの『RISKY』以後、
ロックの傾向がつよくなってゆき、そして
『The 7th Blues』のアルバムによってB'zの
ロックの音楽が完成されているようにも感じられるし、
また、二枚組の全20曲収録で
いろいろな曲が聴けるのもすばらしい。
なんだか、なんと申しあげますか、
音楽が爆発している感を思うの。

それらの曲の中でもね、今回、とくに、
『The 7th Blues』における
「DISC1」の三曲目『未成年』及び
「DISC2」の三曲目『THE BORDER』という
ふたつの曲が素敵と存じました。。。

線をひかれた ここからキミは入れないと 笑われて
風が吹いた 埃で前は何も見えない
心は青く染まってゆく

未成年/B'z

見下ろされた 塀の上から まだ早いと怒鳴られて
夜はやって来て 引き返す場所も見えない

未成年/B'z

おいでよ いっしょにいよう もうひとつ
夜を越えれば 強くなれるから

THE BORDER/B'z

国境の向こうに世界は広がり
耳慣れない言葉があふれる
やっとここまで来たんだから
ついでにだまされたと思って

THE BORDER/B'z

『未成年』と『THE BORDER』、
どちらも、二枚組アルバム『The 7th Blues』の
三曲目の曲であるけれども。
そのどちらにも、歌詞では
「夜」という語句が登場するし、
また、そのどちらとも
歌のテーマは「壁」だと解釈できる。
というような、つまり、このふたつの曲が
アルバムの「三曲目」及び「壁」という共通項にね、
なんらかの意味があるように感じられたの。

「夜」という壁、そして、
『未成年』では「大人」という壁、かつ、
『THE BORDER』では「国境」という壁、
これらの「壁」とは、この曲によって
超えられるか、それとも、超えられないか?!

B'zは、この『The 7th Blues』の翌年1995年には
大傑作のアルバム『LOOSE』をリリースされ、
まさに、そのような
「壁」を超えてゆき、そして、現在もなお
B'zの音楽が続いてゆく、って、すごい!!!

「壁」のことで言うとすると、昨日
ぼくが聴いておりました1990年リリースの
3rdアルバム『BREAK THROUGH』より
始まっていた、とも思えるなあ〜。

アルバム『BREAK THROUGH』の
表題曲『BREAK THROUGH』では、、

ああ 今日もうまくいってる 順調な僕のビジネス
でもある晩 考えたよ このままどこへ行くのか

BREAK THROUGH/B'z

このような歌詞より歌われ始まるけれども、
言うならば、つまりはさ、ここから
『RISKY』以後の音楽が生まれ始めた、
というふうにも解釈できるんだろう。

とは言えども、なんにしろ、ぼく自身としては
ぼくの目の前にある「壁」は、
あまりにも高くて強固であったとしても、、
let's breakin' through the wall♪♪♪

令和6年5月7日


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