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春の菊、秋の桜。

以前はさ、春菊が、
ちょっと苦手だったんだけれども。
このごろは、けっこう、
食べられるようになってきたのよね。

その理由は、春菊の
調理の方法を知ったからー。

春菊は、火を入れ過ぎると
あの独特の苦味が出てくるので、
まずは、葉と茎を分け、
茎はしっかりと火を入れつつ、
葉のほうは、火はほんの数十秒だけ、
お鍋のときにはしゃぶしゃぶ的に、
炒めもののときはささっと炙って、
食べると、おいしい!!!

春菊って、「春の菊」と書くから、
春が旬なのだと思っていたけれども。
ネットで見てみればお花の咲く季節が春で、
春に菊のようなお花が咲く。とのことで。
食材としての旬はさ、
冬から初春までらしい。

春菊のお花、写真で見ると、
きれいでかわいい〜。

菊は、秋のお花なのですが、
菊のようなお花が、
春に咲くから「春菊」。
という、名称がすてきだなあ。

このぉ、なんて言うか、
「逆の季節」つながりで言えば、
「秋の桜」と書いて「コスモス」。
ってゆうのも、なんだか風情を感じるなあー。
コスモスが一面に咲いていたら、
春の桜とはまたちがったような、
秋のわびしさを想うもん。

こんな小春日和の穏やかな日は、
あなたの優しさが浸みて来る。

庭先では、母が、ひとつ咳をする。

そんなことをねえ、
この春の日和に、
音楽を聴きながら想う。。。

令和3年4月7日


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