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どうしてそう定められたの?

この世界には、いろいろな単位がある。

「メートル」とか、「グラム」とか、「リットル」とか、
のようなお馴染みの単位だけでなくて、たとえば
「ワット」やら、「ヘルツ」やら、「カロリー」やら、
「ビット」やら、「ガロン」やら、「ラジアン」やら、
「モル」やら、「ジュール」やら、「デシベル」やら、
「度」やら、「パスカル」やら、「ニュートン」やら、
これらのもっとほかにも、理科や数学でも習ったけれど
よく憶えてない単位もたくさんあって。
そして、さらに言うならば、その単位が
どうしてそう定められたの?
ってゆうのも、ぜんぜんわかんない!!!

たとえば、「1メートル」とは
ある長さがそのぶんなんだけれども。
では、どのようにして、その
ある長さが「1メートル」になったのか?!
それは、地球の赤道と北極及び南極との距離より
算出される、というふうには聞いたことあれども、
そう言われても、まったく
わからないと言えばわからないもん。
赤道とかだって、見たこともないし。
でも、それらの長さを「ものさし」などの
道具を用いて測ることができる。
また、重さ(質量)については
「国際キログラム原器」というもので定義されている、
というのも聞いたことあるけれど、そういうような
あらゆる方法によって、
あらゆる単位は定義されているのでしょう。

そう考えてみるとね、たとえば
長さや重さやかさならば、実際に
この手で触れられるから、まあ、
わかると言えばわかると言える気もするけど、
よくわからないのはさ、とくに
時間の「秒」という単位だなあ。

「1秒」という時間って、
どういうふうになっているの?
ってゆうのもね、おそらく
単位として定義されているとは存じますが、
でも、時間って、
手で触れられない、と申しますか。
いや、そういう手で触れられない単位は
ほかにもたくさんあると思うのですが、
つまり、ある瞬間では捉えられなくって
過ぎてゆくもの、と申しあげますか。
つまり、たとえば
「いーち、にー、さーん」って数えたとしても、
人によって誤差が出てしまうものだし、
「時計」という道具でも、現在の時計は
そうでもないやもしらないけれども、
どうしても、時間が経てば経つほど
時刻のくるいは生じてしまう。

時間に関して、この目で見られるものと言えば
地球から見える太陽という星の「位置」であり、
そして、この太陽の光より生成される
物体の「影」の長さや角度なんだろうけど、
それらの動きをね、でも
「1秒」として測るのは困難にも感じられる。
「1秒」とか、「1分」とか、「1時間」とか、
ってなんなのだろう? とも思いながら、
ここでね、ある意味でわかりやすいのは
「1日」という単位かなあ。

太陽によって明るくなり、
太陽が隠れて暗くなり、そしてまた
太陽が表れて明るくなる、という状態を
「1日」とした、というのは
わかりやすいと言えばわかりやすい気もする。

というようなことを考えつつ、
このあいだにも、時計の針は
左回りに刻々とうごいてゆく。

令和6年5月25日


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