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言語の旅。

人間が、ことばを、
わかるようになったり、
話すことができるようになったり、
というのって、やっぱり、
不思議だなあと思うの。

生まれた直後には、
ことばはわからなかったとしても、たとえば
「母語」と呼ばれるみたいに、
母から、若しくは、家族や近しき人から
言われることばを聴くことによって、
この音声には何かの意味や意図があると悟り、
だんだんことばがわかるようになってきて、
そして、見よう見まねで、
ことばを口にするようになる、
という流れなのでしょうか。
そういうのってさ、でも、
とてつもなくむつかしそうなことをやっていて、
人間って、すごい!!!

ぼくは、外国語ができなくて、
英語だっても、
ぜんぜんできなくって、
外国語を耳にしても、
まったくのちんぷんかんぷんだ。
けれども、じぶん自身の母語である
日本語を聴く場合には、
たいていの語句ならば、
同音異義語でもきちんと区別しながら、
瞬間的に、わかる、ってゆうのは不思議だなあ。

なんで、そんなことが、
じぶんの身に起きているか、
ってえのも、よくわからないけれども。
人間とは、
そういうふうになっている、というか、
つまり、人間の遺伝子的な?!

かと言って、たとえば、
漢字を読んだり書けたり、
ことわざや慣用句の意味がわかったり、
熟語や敬語や専門用語を言ったりできるのは、
学校で勉強したり、
人と出合ったりして、
わかるようになったことばもあるんだろうな。

とは言いながらも、いまだに、
わからないことばや、
読めない漢字や、
使えない言い回しや、
間違って覚えてしまっている語句だっても、
たくさんあるだろうから、
言語の旅は、果てしない。

ことばを学ぶことによって、
ことばの中に込められている力が発揮されて、
この頭の中で考える考え方が広がりながら、
じぶん自身の人生も開かれてゆけたら、
と願いながら。。。

令和4年8月22日


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