「地元」について。
noteの自己紹介欄でも記してますが、
ぼくは、愛知県豊橋市にて住んでいる。
父と母の地元でもあるこの豊橋で生まれてから、
2歳半ごろにね、父の仕事の関係で、
豊橋より約40kmのところにある
愛知県岡崎市へと移ったけど、
小学6年生の春、豊橋へ引っ越してきました。
その後、大学では別の県で暮らしていたけれども、
大学卒業後はなんだかんだ豊橋に戻ってきた。
概算で言えば25年ぐらい、
この豊橋で暮らしている。
じぶんとしてはさ、でも、上でも書いたけど、
この街に「引っ越してきた」感覚があるので、
父と母と地元であり、また、じぶんが
生まれた土地でもあったとしても、
豊橋が、生粋の「地元」という感じでもないかな。
「地元、最高じゃん!」的な気持ちも無ければ、
かと言って、まぁ、よく言われるような、
「豊橋には何も無いだら。」みたいな、
ちょっと自虐なふうにも思っていない。でも、
「いちど、豊橋に来(こ)りん。」って、
積極的に誰かを誘いたいふうでもない。
市内の行事や、お祭りや、花火大会や、
豊橋は「手筒花火」が有名だと
言われているかもとも存じますが、
ぼくは、それらにこぞって参加する感じでもなくって。
なんだか、地元のこと、まだまだ、
知らないことがたくさんあると思っている。
地元名産のねー、
「ヤマサのちくわ」、おいしいよ!
そういうじぶんでもね、
ここで住んでいるので、
この街がどういう街なのか??? というのを、
知りたいとは思っている。たまに、ブログで、
地元の戦争のことを記そうとするのは、
そういう一環でもあるんだと思う。
たとえば、
ぼくのすきな音楽で考えてみると、
地元について歌われる曲もたくさんあって。
奥田民生さんの「広島」。
くるりの「京都」。
サカナクションの「札幌」や「小樽」。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバム
『サーフ ブンガク カマクラ』では、
バンド結成の土地としての地元感を感じるし。
Mr.Childrenの『東京』では、
地元の地点より見える「東京」が歌われている。
それらの曲に、ぼくは、
あこがれるのよねえ。
たとえば、くるりの
『京都の大学生』という曲では、
京都の土地や施設や方言がたくさん登場するですが、
いつ聴いても、すてきだなあと感じる。
206番のバスが来たら、
とり合えず、後ろに座りたい。
ドラマ「あまちゃん」ではさ、
それぞれの「地元」のことが歌われる
『地元に帰ろう』という曲もあったよねぇー。
そんなようなふんいきで言えば、
ぼくは、この豊橋で暮らしているからこそ、
じぶんなりの視線から見える、
豊橋や、愛知県や、この地域のことを、
たまにブログで書きながら、それが、
地域への言祝ぎのようになったら、と願うの。
令和3年6月20日