20190705空

「敬意」のこと。

前回noteでもうしあげました
「敬意」についてのことなのですが、それから、
もうちょっとかんがえてみようとおもってー。

たとえば、「敬意」というのは、
「すき」とか「きらい」とかは関係ない、
とおもったの。

つまり、「すき」ならば「すき」で、
「きらい」ならば「きらい」で、
どちらとしても「敬意」は表することができる。
ともうしますか。

そして、たとえば、
「批判」や「批評」というのは、もちろん、
「悪口」になるばあいもあるかもだけれども。
そうじゃあないこともあるとおもう。
「否定」と「批判・批評」は、おそらくちがう。
というか。。

また、たとえば、相手にたいして、
「尊敬語」のことばを使う、ということが、
「尊敬」や「敬意」を伝えるんではない。
とはおもっている。

「慇懃無礼」という四字熟語もあるし。

それが、うそ、とは言わないまでも、
ビジネスライクや社交辞令のように
「尊敬語」や「謙譲語」を口にすることはできるし。

と、そういえば、
小山宙哉さんの漫画『宇宙兄弟』でね。
何巻ぐらいかはおぼえてないのですが、
主人公の南波六太が、宇宙飛行士になるための訓練を
受けているころだったかな。
お酒を呑むバーのような場所でだったとぞんじますが、
六太が、六太の先生や師たちへ、
自然と「タメ口」のようなことばで話していて。

でも、その「タメ口」はさ、
バカにしていたり、ナメていたり、ってゆうのは、
ぜんぜんしていなくって。

このやりとりを漫画で読みながら、ぼくは、
「尊敬」であったり「敬意」であったり、は、
決して「尊敬語」を使うことが全てではない、と感じたの。

ならば、だれにでも、どんなときにでも、
「タメ口」で言うんか?! ってえのは、
また、ちがうともぞんじますが。
なんていうか、「親しさ」ってゆうのかなあ???
「敬意」のある「タメ口」での「親しさ」というのは、
ある気がするの。
(「敬意」のない「タメ口」もあるわねえ。。。)

ぎゃくに「尊敬語」を使えば使うほど、
馬鹿にするような慇懃無礼の態度になってしまう。
みたいなこともあるともおもえる。

このあたりのこと、とっても微妙な感じで、
考えてみるとむつかしくてよくわからないのですが。
「敬意」のこと、もっとかんがえてみたいっす〜。

令和元年7月6日


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