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じぶんが言ったことば。

どことなく体調がすぐれないかなあ、
みたいなときには、
「体調がよくない。」って、
なるべく言わないようでありたいの。

とは言ってもね、けっこう、
言ってしまうんだけれども。

「体調がよくない。」と言ってしまえば、
どことなくすぐれないかなあ、
ぐらいだった体調が、ちょっと、
ほんとうに、わるい方向へ向かってゆく。
みたいなこともあって。

それは、おそらくは、
「言霊」とも呼ばれていると思うですが。
その、じぶんが言った
「体調がよくない。」ということばに誘発されて、
体調がわるい方向へと向かったのか。
それとも、もともと
体調がわるくなりそうだったから、
「体調がよくない。」とじぶんで言ったのか。
じっさいのところは、
どっちか知らないけど。

それが「言霊」なのかどうかは、
よくわからない、としても、
「体調がよくない。」と言ったことによって、
そのことばを、じぶん自身の中の
無意識が信じようとして、
「よくない」の方向にじぶんを向かわせる。
ということは、ぼくの感覚としては、
ちょっとありえそうな気がするの。

そうだとすれば、ぎゃくに、
どことなく体調がすぐれないかなあ、、
みたいな状態のときには、
「体調がよくない。」
の、ぎゃくのことを言えば
よいのかもしれない。もしくは、
なんにも言わないで、
知らないふりをしながら、
そのまま横になって休みながら、
状況が過ぎてゆくのを、待つ。とか。
でも、さらにぎゃくを言えば、
「体調がよくない。」とぼやいて、
すこし笑って、元気になることも、
あるかもしれないか。

なんだか、こんなふうにねえ、
じぶんがなにを言うか?
って、けっこう大事なような気がしていて。
じぶんが言った些細なことばによって、
じぶんの次の未来の状況が
すこし、決まっちゃうことも、
あるやもしんない。

青い空は凛と澄んで、羊雲は静かに揺れる。。。

令和3年3月9日


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