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微笑みと破顔一笑。

笑うことは、一般的に、
体にも、心にも、良いことだとされていて。
ぼく自身も、笑うというのは、だいすきだ。

でも、そういうような「笑う」にも、
いろいろな種類があって。

たとえば、
「爆笑」や、「微笑」や、「失笑」や、
「苦笑」や、「冷笑」や、「嘲笑」や、
などなど。つまりは、
面白おかしくて笑う、という「笑い」から、
他人を小馬鹿にする、という「笑い」まで。
そして、熟語のことば以外にも、
「微笑む」「ほくそ笑む」「せせら笑う」
「高笑い」「苦笑い」「大笑い」「半笑い」
「馬鹿笑い」「愛想笑い」「含み笑い」
「作り笑い」「照れ笑い」「泣き笑い」
というような、語句としても、良くも悪くも、
さまざまな「笑い」がある。

そんな、さまざまな「笑い」のことでね、
ひとつ思い出すのは、
井上雄彦さんのマンガ『スラムダンク』にて、
流川楓が、バスケの試合中、
強敵の登場によってピンチに陥りながらも、
そのピンチを逆に「ありがてえ……」と思い、
微笑むかのように笑うシーンだなあ。

このシーンのこと、少年ジャンプで
リアルタイムで読んだときも印象的だったのですが。
年月が経ってからもたまに思い出しながら、
今でも、ちょっと大変だなあ、というときには、
このときの流川の場面を思い出しながら、
ちょっと笑いながら、その物事をこなそうとする。

すこし口角を上げると、脳が勝手に、
今の状況を「楽しい」と認識して、
人間のパフォーマンスが上がる。
みたいなことも、聞いたことあるけれども。

「笑う」というのには、
そういう力もあるのやもしれないな。

そしてはたまた、
「破顔一笑」のような笑いも、
よいなあって思う。

そんなふうに過ごせたら。。。

令和3年12月19日


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