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知らない状態。

何か知らないことがあったとして、
そんなことも知らないの? って、
だれかに思われたとしても、
その、知らなかったことを、
恥ずかしい。って思わなくても、よい。

むしろ、
今、知ったんだから、
それでいいじゃん。と思えたい。

そもそも、そのことを知っていた人でも、
産まれた初日は知らなかったわけだから、
知った日にちが、
おそいのか、はやいのか、だけのちがいで、
おそいからだめ、はやいからよい、
というわけでもないだろう。

「いつ知るか」よりもね、
知らないことを「知る」のほうが、
大事でさ。ともすれば、もっと言えば、
「知っていること」よりも、
「知らない」ということ自体に、
価値があるような気がしているの。

知らないから、と、
じぶんでじぶんを卑下したり、
恥ずかしがったりしなくとも、
世界のすべてを「知っている」なんてえのは、
ありえないんだから、言ってみれば、
「知らない」という状態がデフォルトで。
その状態のままに、知らないことを
義務的に知ろうとするよりも、
じぶんの知らないことと出合って、
わくわくと目を輝かせる子どもみたいであれたら、
と、思うんだよねー。

令和3年11月22日


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