現在をどう生きるか6

第42回 不況から脱出しつつある、って

前回noteよりひきつづき、吉本隆明さんの講演『現在をどう生きるか』(開催日時:1995年9月3日)をゆっくりじっくり聴きます。講演音源は吉本隆明の183講演より。ほんじつで、第42回めじゃん。]

こんかいもいつもどおり、吉本さんの講演をぉ〜。

さて、ぜんかいで聴きましたのは、、、

「日本は、消費主体の国ですから。つまり、家計費のうち、消費が非常に過剰になっている。要するに、個人の消費支出のところで『不況であるか?不況でないか?』を見るのが一番正確なんです。100パーセント正確とは言いませんけど、他のところで見たらそれ以上の正確さは無いんです。」

のかしょでした。このつづきを聴いてゆくです!

そうすると、個人の、あの、消費支出が一番、あの。てきめんに現れるのは、要するに、あの。コンビニエントストアとか、あの、百貨店とか。
(チャプター06「不況をめぐる価値の浮遊性」/1:38〜)

「個人の消費支出が、いちばんてきめんにあらわれるのはコニビニエンスストアや百貨店や、」

‥‥コンビニや百貨店。。

そういうところの、売上高っていうのを見ると、すぐに、あの。その、個人の消費支出がどれくらい行ってるか。ってのは、すぐに分かるわけ。

「そういうお店の売上高を見ると、すぐに個人の消費支出がどれくらい行っているか? が、すぐにわかるわけ。」

‥‥売上高を見ると。。

そこで見て…。見てみまして…。それで見ますと、日本の現在のその消費…、あの。あの、支出…。つまり、どのくらい不況であるか不況でないかはすぐに分かります。

「そこで見ますと、どのくらい不況であるか不況でないかがすぐにわかります。」

‥‥どのくらい不況であるかないか。。

つまり、それは、あの。つまり、えーと、コンビニエントストアとかそういうところまで…、スーパーとか、そういうところまでは、大体、あの、消費は増えつつあります。増えつつあります。

「つまり、コンビニとかスーパーとかそういうところまでは、だいたい消費は増えつつあります。」

‥‥消費は増えつつ。。

あの、ちょっと、あの。ここ…、ここちょっと、あの、今年に入って少し、あの、減っています。減って…、つまり、零点数パーセント減っていますけど。

「ことし(この講演は1995年開催です。)に入ってすこし減っていますけど、」

これは、あの。この減り方は、まあ、続くかもしれませんけど。せいぜいそのくらいです。

「この減りかたはつづくかもしれませんけど、せいぜいそのくらいです。」

あの、現在、あの。今まで、その、何て言いますか、あの。消費支出は、その、スーパーとかコンビニとかそういうところの…。あの、ところの売上高で見ていく限り、あの。個々の人の消費…、消費している支出は増えつつあります。増えつつあったわけです。

「今までは、スーパーやコンビニやそういうお店の売上高を見ていくかぎり、個々のひとの消費している支出は増えつつあったわけです。」

‥‥増えつつあった。。

ですから、あの。そういう言い方をしますと、そこまでは、あの。そこまでの規模で言えば、あの。消費規模で言えば、あの、不況から脱出しつつある。っていうふうに言うのが、一番正しいんで。

「そこまでの消費規模で言えば『不況から脱出しつつある。』というふうに言うのが、いちばん正しいわけで。」

というここで吉本さんおっしゃる「そこまでの消費規模で言えば」というのは、コンビニやスーパーの規模、ということでしょう。

このさきが、気になります。

では、では、講演つづきは次回noteで聴きたいっすー。

きょうのこちらの天気は、雨が、ときに激しく降ったり。雨、やんでいたとしても、風はとてもつよい。

平成30年8月23日


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