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夢とやさしさと君が好きだと叫びたい。

こどものころ、
なにげなく聴いていた音楽をね、
おとなになってからあらためて聞くと、
あぁー、こういうことが歌われていたんだなあ!
と思って、はっとすることがある。

こどものころ、
なにげなく聴いていた音楽、と言えば、
たとえば、こどものころよく観ていた
アニメの主題歌なのだと存じますが。
今年40歳のぼくは、漫画でも、アニメでも、
バイブルのごとく観ていたのは、やっぱり、
「ドラゴンボール」でして。そして、
アニメ「ドラゴンボール」のオープニング曲
『魔訶不思議アドベンチャー!』も大好きなのですが、
その後の「ドラゴンボールZ」のね、
『CHA-LA HEAD-CHA-LA』はさ、
今聴いても、いつ聴いても、
おら、わくわくしてくっから、すごい!

今、あらためて聴くと、
【頭カラッポの方が 夢詰め込める】
という歌詞のことば、すばらしいなー。

できることならば、どの歳に成っても、
頭、カラッポのまま、
夢、詰め込めたい〜。

そして、ほかにもね、
アニメの主題歌で挙げるとすれば、
今もなおたまに思い出して口ずさむ曲は、
「幽☆遊☆白書」のね、
【ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!】
の曲、そのタイトルは
『微笑みの爆弾』なのですが。

メチャメチャ 苦しい壁だって
ふいに なぜか
ぶち壊す 勇気とPOWER 湧いてくるのは
メチャメチャ きびしい人達が
ふいに 見せた
やさしさの せいだったり するんだろうね
ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!
【アニメ「幽☆遊☆白書」の主題歌『微笑みの爆弾』より。】

【ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!】
ということばはさ、
メチャメチャ苦しい壁を壊す勇気とパワーは、
メチャメチャ厳しい人たちがふいに見せた
「やさしさ」によって湧いてきて、その
「やさしさ」に対して、
【ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!】
と言っている、ってゆうのは、
当時、あまりにもなにげなく聴いていたもんだから、
歌の詳しい内容もよく存じなかったですが、
メチャメチャ、かっこいい。

そういうような、、
ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!!!!!
と、歌えたい。。。

もういっこ、アニメ主題歌でね、
同じく「少年ジャンプ」の作品で挙げるならば、
現在YouTubeで期間限定公開もされております
「SLAM DUNK」のオープニング曲、
『君が好きだと叫びたい』はさ、
こう、あらためて聴くと
また、ちょっと印象がちがう、と申しますか。

たとえば、ストーリーの重大なネタバレで言えば、
『君が好きだと叫びたい』の「君」とは、
「バスケットボール」のことで。つまりはさ、
ストーリーの最初、赤木晴子から、
【バスケットは お好きですか?】
と訊ねられた主人公・桜木花道が、
一目惚れをした晴子さんによいかっこしたいがために、
【大好きです スポーツマンですから】
と、嘘のように言っていたのが、
それから時間が経っての物語の終盤、
ある試合の大事な場面では、
花道が晴子さんに対して、突然、
【大好きです 今度は嘘じゃないっす】
と伝えたかのごとく、
でも、それはじつは、花道による
晴子さんへの恋の告白ではなくって、
以前、晴子さんから訊ねられた
【バスケットは お好きですか?】
という質問における現在の返答でさ。
その場面は、今、思い出しても、
けっこう泣けてきちゃうんだけれども。

つまり、たとえば、
『君が好きだと叫びたい』の歌詞では、、

君が好きだと叫びたい
明日あしたを変えてみよう
凍りついてく時間とき
ぶちこわしたい
【アニメ「SLAM DUNK」の主題歌『君が好きだと叫びたい』より。】

「バスケット」が【好き】、
という想いによって、
主人公・桜木花道の【明日】が変わった。
そう、考えてみると、
とてつもなく壮大な歌だなあ、
って思ったのよね。

そんなふうにして、
こどものころ聴いていた歌を、
あらためて聴くのも、よいなあ〜。

いつの間にかぁあ 瞳っ
奪われてぇー はじっ まった!  

令和4年8月30日