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どん詰まりの先へ。

「煮詰まる」という語句の意味は、
火を入れ過ぎて、煮込み過ぎて、
もう、この先のない行き詰まりを迎えた、
というのは誤用で、ほんとうの意味としては、
十分に煮詰めた結果、議論や話し合いが進み、
結論の出る段階へ到達した、
というものらしいけれども。

でも、そういうような、
誤用のほうの「煮詰まる」的な、
「行き詰まり」のときには、
どうしたらよいの???

ぼくのばあいだと、たとえば、
集中に集中を続けた結果、
深みに嵌って、そこから抜け出せなくなる、
みたいな感覚になることも多々あるけれども。

深みに嵌って、
行き止まって、
行き詰まって、
息も詰まって、
どん詰まりの先へ進むための、
風穴はどこ?

その答えは、まだ、わかっていないけれど、
たとえば、ひとつのものごとに集中するのは
大事なのだとしても、
それだと、ときにはさ、
どんどん深い方向に向かってしまって、
嵌り込んでしまう。というか。
深い井戸の中で、
身動きが取れなくなる。というか。

ひとつのものごとに、
あまりにも集中し過ぎるのも、
よくないのやもしれないか。

たとえば、
自転車の前輪と後輪のごとく、
ふたつのものごとがあることによって、
バランスを取れやすくなる。という、
いろんなこともする、みたいな、
そんなイメージも想いながら、
自転車を漕ぎながら、
どん詰まりの先を超えながら、
つつがなく日々が続いてゆくように。。。

令和3年9月26日


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