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夏に願うこと。

燃え殻さんの小説
『これはただの夏』、読了。

このごろ、なんか、ちょっと、けっこう、
じぶんの考えることとか、
思うこととか、感覚とか、
あまりにもシリアスなふうだったので、
小説を読みながら、どこか、
息を吸えるような感じになれて、
ありがたかった。

この物語で描かれているような、
夏という季節での出合いや、
そこで交わされる会話のようなことが、
日本中でも、世界中でも、どこでも、
たとえどんなシリアスな状況でも、
たくさん、起きていたらよいなあ。
って、願ってしまった。

それ以上はさ、感想として、
なにか言えそうなことも、
あんまり思いつけないけれど。

このながくつづく雨で、
すずしさを通り越して、
さむさも感じられるような、
季節感でもあるけど。

疲れながらも、
嗄れながらも、
この夏を、健康で、過ごせたら。

令和3年8月18日


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