見出し画像

アドベンチャーと定点観測。

十数年前、グラフィックデザイン科の
専門学校に通っていたころから、
美術館へ行くようになって。
そのときから、美術館が好きだ〜。

あのころ、ぼくが初めて訪れた美術館は、
どこだったかなあ? たぶん、たしか、
そのときの5月の連休で、
クラスメイト4人で行った東京にて
「森美術館」かな。そしてその後、
クラス全員で鑑賞しました学校近くの美術館の
「ミュシャ」展は、とくにつよい記憶があるなあ。

そのとき以来、でも、
日本全国・世界各地とは言わないまでも、
いろいろ美術館へゆきまして。そして、
大好きな美術館もたくさんあるですがー。

思い返せば、
「初めて訪れる美術館」というのは、
かなりわくわくする。

たとえば、行く当日まではさ、
お目当ての展覧会の内容のことだけじゃあなくて、
どんなところだろうか? とか、
ちゃんと到着できるだろうか?! とか、
想像をしてみたり。
また、訪れたならば、
どこが建物の入り口なのだろう、
どこにチケットカウンターがあるのだろう、
どんな展示室になっているんだろう、
ミュージアムショップはどんなふうだろう、
みたいに、館内をめぐりながら、
いろいろ想ったりする。

「初めて訪れる美術館」とは、
まさに、旅であり、探検であり、
アドベンチャーである。
と申したい!!!!!

そして、美術館はさ、
「初めて訪れる美術館」だけでなくってえ、
「よく行く美術館」とゆうのも好きだなあー。

たとえば、先日訪れました
「豊田市美術館」はさ、
ぼくが住んでいる愛知県豊橋市から
車で1時間30分ぐらいなのですが、
とくに大好きな美術館で、
十年前初めて訪れて以来、よく行きます。

何度も訪れていると、もう、
館内や展示室のことは、
いろいろ知っているとは思うんですが。
よく行く美術館でも、たとえば、
展示によって別の美術館に見えてくる、
と申しあげますか。展覧会によってはさ、
この展示室を、こう使うのかあ!
みたいな発見もあったりして。
そういうふうに考えながら美術館を観るのも、
とってもおもしろい。

このことを考えるとね、思い出すのは、
専門学校のときの先生がおっしゃっていた
「定点観測をしなさい。」
のことだなあ。つまりはさ、先生曰く、
その土地や場所や施設を
「定点観測」で観ることによって、
いろいろ、わかることがある。
という意味なのだとぞんじますが。
うまく言えないけれど、たしかに、
そういうことってある気がする。

美術館を訪れたり、また、
美術やアートを観たり、とゆうのは、
どことなく、マジメな感じだったり、
とっつきにくい感じもあるかもなのですが。
ぼくとしてはさ、たとえば、
遊園地へ行くような感覚で、、 って、いや、
ぼくはあんまり遊園地行かないが。
そういうような、たのしさがあると思っているの。

この時勢で、なかなか、
美術館へ行くこともできませんが。
また、きがねなく、
お出かけできる日が訪れることを願いながら。。。

令和3年3月20日


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?