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空っぽの空間。

空には、何があるか?
と問われても、
詳しいことはよく知らない。

空には、
雲もあれば、
太陽や月や星もあるし、
物理的なことを言えば、
空気がある。

「空」という字は、
「そら」だけでなくって、
「空っぽ」の意味もあるけれども。
空は、見た目では、
空っぽのようにも見えても、
空気があるともすれば、べつに、
空っぽではなかった。

その空気も、
標高が高くなればなるほど、
うすくなる、というか、
量が少なくなる。

ぼくは以前、
富士山に登ったことがあるので、
空気の量が少なくなる感覚は、
なんとなく記憶にあるけれども。

でも、さらにその上、
つまりはさ、
エベレストの頂上とか、そして、
そのさらに上の上の上の地点では、
空気はどうなっているんだろうか。
一応、宇宙空間では、
空気がない、とされているので、
地球上の標高が高くなればなるほど、
空気の量が少なくなり、やがて、
その量がゼロになった地点から、
つまり、大気圏を抜けたら、
宇宙空間が広がっている、
みたいなイメージかなあ。

宇宙空間には、何があるか?
と問われても、
ぼくにはわかるわけもない。

宇宙空間は、もう、
空ではないけど、でも、
「空間」という語句にも
「空」の字が入っているし、ともすれば、
宇宙空間は、
空っぽなのかどうか。

宇宙空間には、たとえば、
「暗黒物質」と呼ばれるものが存在する、
ってえのも聞いたことあるけれども。
それがなんなのか、
解明もされてないらしいし、
ぼくにはわかるはずもない。

宇宙空間にあるとされる
「暗黒物質」とは、
地球には、つまり、
地球空間には、
存在しているのかどうか?????
みたいなことも、ぼくは知らん。

地球は、太陽の周りの
宇宙空間内を動いているんだから、
今ぼくらが居るこの場所も、さっきまで
宇宙空間だったわけだから、
残り香のように、
「暗黒物質」が残っているやもしれない。

そう思いながら、
空に手をかざしてみても、
「暗黒物質」はおろか、
空気すら、この手に感触はない。

やはり、
空とは、
空っぽなのか、もしくは、
空蝉か。

令和4年7月28日


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