「こんにちは」問題。

こんにちはー。というあいさつをね、ここ数か月間のnoteの冒頭でぼくはずっと記しつづけていたんだけれど。なんだか、このぼくの「こんにちは」って、ぼくは誰に対して記してるのだろう? ってちょっと悩んでいて、というのはちょっと大げさではございますが、どーなんだろう?! みたいなふうに考えてたことではございまして。

6月のある日から、吉本隆明さんの講演を聞くっていうのを、もういっそじぶんだけのためだけにやろうとおもって。それが昨日でおひらきとなりまして。こーいう、「講演を聞く」ではないふつうのブログ的なnoteを書くのもひさしぶりで。。。

えーと、なんだっけ???

そうそう。その「講演を聞く」シリーズをやろうとおもったのも、理由とか動機みたいなのがあるっちゃあるんじゃけど。そのことよりも、なんとなく「こんにちは」のことを書きたくなったので、今「こんにちは」のことを書いておりましてん。

じぶんだけのためだけにやろう。て言いながらも、ただ単に、日々、吉本さんの講演音源を聞きながら、それを文字にして、そこでなにかじぶんで思ったことをすこし記してみる。なんて、別に「こんにちは」と記すことでもない、ていうか。ふつうにじぶんがじぶんの机に向かって大学ノートへ記すようにやるのなら、ぜったいに「こんにちは」って書くことはないのだから。

でもそれが、それをインターネットでやろうとした場合、「こんにちは」みたいなあいさつを書かないとどうしてもおさまりが取れなくって。ブログの冒頭からいきなり、吉本さんの講演を聞いて記したことばをそこへ置く、って、なんとなくできなくって。

初めはどーしようかと考えながらやっていたんですが、とちゅうからはもういいやと思って。毎日のお約束みたいに「こんにちは」を記そうとおもって、つづけていた。

それはさ、この「講演を聞く」シリーズのどこかでもリンクいたしました以前のほぼ日で糸井重里さんが『喩としての聖書-マルコ伝』という吉本隆明さんの講演を聞くというコンテンツのときに、糸井さんが毎回(すべてではないけど)の冒頭で「こんにちは、糸井です。」とおっしゃっていて。その、オマージュ、と言ったら言い過ぎなので、えーと、真似しようとおもったの。

どのあいさつでもない「こんにちは」というあいさつを、どうしてそのときに糸井さんが選ばれたのかはわからないですが。でも、その「こんにちは、糸井です。」がなんだかよいなぁー、と読んでいた当時にたぶん感じて。なので、ぼくもこの「講演を聞く」シリーズ毎回冒頭でいつも「こんにちは」を記しておりました。

って、これ、なんの話しだっちゃ?!

平成28年12月10日


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