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わからないじぶん。

じぶん自身のことを考えていたら、
じぶん、というのは、なんなのか、
よくわからなくなってきたー。

たとえば、こう、なんて言うのかな、
じぶんが想うこと、とか、
じぶんが考えること、とか、
じぶんが好意を感じること、とか、
じぶんが嫌悪を感じること、とか、
じぶんの気持ち、とか、じぶんの感情、とか、
じぶんの癖、とか、じぶんの悪癖、とか、
じぶんの性格、とか、じぶんの性質、とか、
ってゆうのは、なにをもとにして、
それが出てきたんだろうか。

たとえば、ぼくの好きなことが、
だれかにとっては嫌いなことで、
ぎゃくに、だれかの好きなことが、
ぼくとしては、そうでもない。
って思うのはどうしてなんだろう?!
とかを考えると、よく、わからないわ。

じぶんのほんとうのほんとうに好きなことは、
こどもだったころのじぶんが
しぜんとあそんでいたものごとを、
思い出すと、わかる。
みたいな話しも聞いたことあるけれども。
じゃあ、どうして、
こどもだったころのじぶんは、
そのものごとであそぼうと思ったか?
ってゆうのも、根拠も無いんだろうし、
ある意味では不思議だ。

そのころのときから、
変わっていることもあれば、
変わってないこともあるだろうけれど。
変わったことは、どうして変わり、
変わってないことは、
どうして変わってないんだろう。とか

じぶんが、その場で、
なにを言うのか、とか、
じぶんが、その場で、
なにを想うのか、とか、
っていうのが、
じぶんのこころから発せられている、ともすれば、その
じぶんのこころ、ってえのは、
どこにあるんだろうか。とか。

そんなふうに、もろもろ、考えると、
いったいぜんたい、
じぶんはだれで、
じぶんはどこにいて、
じぶんの輪郭はどこまでで、
じぶんの声はどんな音で、
じぶんの視線は時速何メートルで、
じぶんの存在は何色なんだろう。
ってえのも、あんまり、わからなくなってくる。

いや、そもそも、じぶんのことが
よくわからないぐらいが、
ちょうどよいのやもしらないな。

令和3年9月19日


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