![現在をどう生きるか1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/7183458/rectangle_large_type_2_96f2c52ded8183ce2daa3c49a14b0e55.jpg?width=800)
第6回 「マルクス」や「デフレ現象」や
[前回noteよりひきつづき、吉本隆明さんの講演『現在をどう生きるか』(1995年9月3日・山梨県立文学館講堂にて)をゆっくりじっくり聴いてゆきます。ほんじつは、第6回め。]
前回では「『価値の浮遊性』を共通の理解事項とすれば、『現在』ってことを言えるんじゃないか。たとえば、商品で言えば、商品の価格、つまり値段ですけれど。値段というのは、その商品を作るために費やされた能力・賃金・その他を含めたものと関わりなく決まってしまうし、決めることができる。それが『現在』のとても大きな特徴です。」のばめんでした。
つづきを聴きます。。。
つまり、あの。これは、あの。マルクス流に言えば、あの、価値…。価格っていうのは、あの、商品の価格っていうのは、あの、価値の相対的な価値、他のものと比べた価値っていうことになります。
(チャプター01「価値の浮遊性」/4:02〜)
「つまりマルクス流に言えば、商品の価格っていうのは、価値の相対的な価値、他のものと比べた価値っていうことになります。」
という、ここでの「マルクス」というのは名前はよく聞くですが、ぼくはよく存じない。たとえば『資本論』というのを習った憶えがあるぐらいでぇ。
つづきを。。
それで、その価値の源泉が、働いたこととか、あの。その他いろいろ、えー、あの。雑費がかかったとか、って。そういうようなことも含めて、そういうことが、あの、価値の源泉になるわけですけれど。
「働いたこととかその他いろいろ雑費がかかった、とか。そういうようなことも含めて、価値の源泉になるわけですけれど。」
そういうことと関わりなく、価格っていうのは、あの、浮遊してしまう。また、浮遊させることができる、っていう。
「そういうことと関わりなく、価格というのは浮遊してしまう。また、浮遊させることができる。」
だから、よく、価格…。えーと、現在の言葉で言うと、価格破壊みたいな言い方もありますし。もっとひどいこと言う人は、デフレ現象がある、とかって言ったりしますけれども。
「だから、現在の言葉で言えば、価格破壊みたいな言い方もありますし。もっとひどいこと言う人は、デフレ現象があるとかって言ったりしますけれども。」
ぼくはじつはこの「デフレ」というのも詳しく知っていない。吉本さん曰く、価格破壊という語句よりも「もっとひどい」言い方、とおっしゃるのは、なんだか興味ぶかいです。
知らないこと、いっぱいあるわ。。。
と、こんかいもここまで一気に聴きました。まいにち、めっちゃ暑いですが。なんとか、げんきに聴いてゆきたい。
次回noteへつづきます!!!
平成30年7月18日
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