見出し画像

Beautifulで美しい形容詞?!

ことばとは、
単語と単語が、
文法によって繋がっている。

それらの単語にも、
いろいろな種類があって、その種類とは
「品詞」として分類分けされている。

品詞とは、たとえば、
「名詞」は名前的なもの、
「動詞」は動作的なもの、
「副詞」及び「連体詞」は
単語に修飾する(連なる?)的なもの、
「助詞」及び「助動詞」は
単語を補足する(助ける?)的なもの、
「接続詞」は文と文とを接続するもの、
「感動詞」は感動などを表す的なもの、
「形容詞」は形容する的なもの、
などなど、この他にはどんな品詞があったっけ?

これらのなかでもね、ぼく的には、
なにかを形容するための「形容詞」って、
ちょっと、ふしぎだよなあー! って、
思ったり、もしくは、
思わなかったりする。

ぼくが思ったり思わなかったりする、その
「ちょっと、ふしぎ」の感じってば、でも、
うまくは説明できないんだけれども。
なんとゆうか、
「ふしぎ」と言うよりかは、
「むつかしい」と言ったほうがよいのかなあ???

たとえば、『広辞苑』の中には
約25万項目が収録されているらしいですが、
このなかに「形容詞」の語句って、
どれぐらいあるのでしょうか。
そんなようなあらゆる「形容詞」を使えば、
ちゃんと、きちんと、しっかり、つぶさに、
物事を形容することができるのか。逆を言えば、
物事を形容するときには、
「形容詞」の語句として存在する以外の形容は、
できないものなのか。

そしてまた、英語にもね、
たくさんの「形容詞」があるとも存じますが。
日本語の「形容詞」になくって、
英語の「形容詞」にはある、みたいな、
物事の形容ってあるのでしょうか。
いや、そもそも、たとえば
【beautiful】という語句は、
『リーダーズ英和辞典(第3版)』によれば
【美しい、きれいな、りっぱな、上流の、上品な、優雅な、
 みごとな、あざやかな、すてきな、とても楽しい】
などなどの意味が掲載されておりますが、
ならば、やっぱり、
日本語の【美しい】と
英語の【beautiful】って、
微妙にニュアンスはちがうんだろうなあ。

英語以外の言語においても、
無数な「形容詞」があって、
その語句には、日本語では
全く想像しえないような形容もあるのでしょう。

そんなような、
この地球上に存在する
すべての「形容詞」を用いたとしても、
もしくは、その「形容詞」に
どんな「副詞」を副えたとしても、
どうにも形容できがたい物事も、
この世界にはあるやもしれない。
そんなときには、
ことばによって、
いったい何を表現できるものか。

いくら語彙を増やしたところで、
トランプの手札を集めては、
その物事に合致するような語句を
集めた手札の中からチョイスするようにして、
ことばを発したとしても、
なにも語ることはできないやもしんない。

ともすれば、ぼくは、
なにをどのようにして、
語ることができるの?!

令和4年12月26日


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?