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一日にして成らず。

「ローマは一日にして成らず」
ということばもあるけれども、
文明って、何日で作られるのだろうか。

たとえば、スマートフォンで考えてみると、
最初のiPhoneは、2007年、
アメリカで発売されたらしいですが。
iPhoneは、人類が誕生してから、
何日間で発明されたんだろう。

スマホの専門的な技術みたいなことはさ、
ぼくは全然知らないですが。
電話、無線電話、充電池、タッチパネル、
インターネット、Wi-Fi、Bluetooth、
カメラ、音楽の再生、データの記憶、などなど、
あらゆる機能がひとつの物体の中に凝縮されていて。
スマホとは、これまで人類が築いてきた
叡智の結集なのだとも思われる。

電話は、19世紀に発明されているらしいけれども。
日付けで言えば、1876年2月14日、
電話に関する特許が申請された。とのことですが。
その日から、初代iPhone発売日の、
2007年6月29日までって、何日間?????
えーっと、131年4か月15日間なのだから、つまりはさ、
約48,000日かな。月ごとの日数とか、
うるう年の計算とか、大変なので省略!

48,000回、夜から朝へと成ったら、
iPhoneが完成した。
という。。。

はたまた、歴史の教科書で習いました
イギリスの産業革命とは、
1760年代から、とのことですが。
人類の最初の文明が起こってから何年間が経ち、
産業革命が起きたんだろうか。
メソポタミア文明は、紀元前5300年? とか???
詳しいことはわからないけれどもぉ、
単純計算で言えば7千年くらい?!
一年を365日だとして、ざっと、2,555,000日間!!

そんな日々を、人類が過ごしながら、
現在の地球文明が存在している、
とは存じますが。

たとえば、電話の特許の日からiPhone発売日までの、
約4万8000日を、このぼくが過ごしたとしても、
到底、スマホは作れないし。
そもそも、ぼくには、
電話だっても発明できない。

ローマだけでなく、あらゆるものごとは、
一日にして成らず。だとしても、
一日って、
どう過ごしたら、何ができる、かのような、
どんな時間なんだろうねえ。

その一日が、
積み重なりながら、
日々となり、歳月となるー。

令和3年9月30日

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