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【そうです! 私が、】のこと。

このごろはさ、いろいろ、
観たいYouTubeもたくさんあって、
動画、なかなか観きれないんだけれども。

志村けんさんのね、
「志村けんのだいじょうぶだぁ」の公式動画、
すこしずつ観ております。

志村けんさんの数多あるコントやキャラクターの中でもね、
ぼくがいちばんすきなのは、
ベタではあるかもですが、やっぱり、
「変なおじさん」かなあ。

最初のシーンには、
女性ひとりだけが登場するシリアスな展開から、
たくさんの人が集まってきて女性が人々へ言う
【このおじさん、変なんです。】からの、
「変なおじさん」による唄と踊りと衣装。
という、シリアスからコミカルへの一連の流れは、
今あらためて観ても、やっぱりおもしろいし。

そして、
ぼくが思う「変なおじさん」の一番の肝は、
女性の言う
【このおじさん、変なんです。】につづく、
【そうです! 私が、「変なおじさん」です。】
というセリフでの
【そうです!】だと思っているのよね。

たいてい、
【このおじさん、変なんです。】って言われたら、
「いや、おれはそうじゃない。」みたいに、
否定をすると思うんだけれども。
このおじさんは、それを【そうです!】って、
そのすべてを肯定するのが、すごいし。

さらにそのあと、
【私が、「変なおじさん」です。】のときに、その
【私が、】と言うのがさ。
【私「は」、】ではなくって、
【私「が」、】なのが
「私こそが、その「変なおじさん』」なのです。」
みたいに、つまり、
自信に満ち溢れている、とゆうか。
自己肯定感が高い、とゆうか。

【そうです!】
と言い切ることで、
じぶん自身の持っている「変」さを、
じぶん自身で、全肯定している。

そういうのが、すごいし。
つよいなあ、って感じるの。

なんだか、ぼくだっても
「変なおじさん」のようにいろんなことで、
【そうです!】
と、力強く言えるようであれたい。
みたいな、なんか、そんなことを思いました。

変なおじさん、だからっ、変なおじさん〜!

令和2年5月16日


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