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入口。

前回noteでは、先日、配信ライブにて
Mr.Childrenのメジャーデビュー30周年記念ツアー
『半世紀へのエントランス』
を観て、想ったことをしるしましたが。

なんというか、やっぱり、この
30周年記念ツアーのタイトルとして、
『半世紀へのエントランス』
と名づけられる、って、
すごい、というか、
つよい、というか、
素晴らしい、と思うの。

『半世紀へのエントランス』
というツアータイトルに関して、
桜井和寿さんは、音楽雑誌
『ROCKIN’ON JAPAN』のインタビューで、、

僕、50歳になった時に、50という数字に暗示にかけられて、何か、満了してしまったような気持ちになったんですよ。でも、51歳になった時に、また今度、51っていう数字に暗示にかけられて(笑)。『あ、こっからまた続けていけばいいんじゃん』って思って。だから、30周年というので、満了した気持ちになりたくなかったんです。『数字に暗示かけられずに、逆に自分で暗示をかけよう!』というか。今度は半世紀を目指して、まだまだ入口なんだよっていうことを自分自身にも、今後、Mr.Childrenを観て、聴いてもらう人たちにも、そういう気持ちで受け止めてもらいたいなあと思ったからこそのタイトルですね
(『ROCKIN’ON JAPAN』2022年6月号、57頁より引用です。)

‥‥と、おっしゃっているのですが。

つまりはさ、
「30周年」の現在が、20年後の
「50周年」へと向けた「入口」、
という意味だから。

たとえば、
『半世紀へのエントランス』
というこのことばとは、
願いであり、
決意であり、
道標であり、そして、
桜井さんのおっしゃるような、
暗示でもあるかのような、つまりは、
予祝、と言うのかなあ?????

そう考えてみれば、今回の
配信ライブを観ながらでも感じたですが、
Mr.Childrenの曲では、
「明日」や「未来」に関する曲が多くって。
はたまた、2020年末にリリースされました
最新オリジナルアルバム『SOUNDTRACKS』では、
「彼岸性」がテーマのようになっている、
とも言われていて。この
『SOUNDTRACKS』のその後には、
どんな曲が歌われるんだろう? と思いながら、
ベストアルバム『Mr.Children 2015-2021 & NOW』での、
「NOW」として収録される
『永遠』と『生きろ』というのは、
まさに、
「50周年」へと向けた
「入口」の曲のように感じられる。

さらには、
『半世紀へのエントランス』とは、
健康と平和の祈り、
であるとも思われる。

現在40歳であるぼくは、
そのとき、60歳か。

どうか、
健康で、平和で、
過ごすことができるように。
と祈りたい。

追いかけろ。問いかけろ。生きろ。

令和4年5月24日


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