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お墓参りと、光。

さくじつは、お墓参りへと。

小中学生のころとかは、
お墓へ行くのって、
あんまり好きじゃあない、とゆうか。
ちょっとめんどくさい、みたいなふうに、
思っていたふしもあったけど。

20代中盤ごろあたりから、
それほど嫌いでもないかなあ、
ってなふうにも感じてきて。

それは、お墓には、
亡くなったご先祖さんが、
居るのか、居ないのか。というような、
宗教的問題はすこし横に置いておいて。

お墓って、たいてい、
お墓参りの人以外は近寄らない場所だし。
逆を言えば、
お墓参りのためならば、
いつでも、入ることが許される場所。
と申しあげますか。

そう思ってみれば、どことなく、
そこが「じぶんの場所」というふうにも
感じられてきて。
ちょっとうまく言えないけど、
じぶん自身が赦される。と言うか。

そんなふうに想いながら、
お墓の前で、手を合わせたり、
草取りをしたりしている。

お墓の草取りは、
生きている人にしか、できないから。。。

お墓参りの後には、
豊橋駅ビル「カルミア」へゆき、お買い物。
MUJIでおやつ、成城石井でチーズケーキ、
たごさくでお弁当を購入する。

帰宅後、お弁当を食べてからは、
サカナクションのライブストリーミング公演
『SAKANAQUARIUM 光 ONLINE』
を観ましたー。

配信ライブ、すばらしかったあ。

まずは部屋のスピーカーで聴いたので、
一週間観られるアーカイブ配信ではさ、
イヤホンで聴いて、
音のちがいを感じたい。

思い返せば、昨年の八月は、
あいちトリエンナーレにて、
サカナクションのアートプラグラム
『暗闇 KURAYAMI』
を、愛知県芸術劇場大ホールで観たのだった。

ステージに設けられた
あたかも墓標のような五つの箱の中に、
メンバーが入り、演奏時には、
会場内が完全暗転されるというライブ、
すべてがとっても印象的だったですが。

あの『暗闇』のライブから、
一年が経ったのかあ。

感覚的には、この時世を思えば、
すんごい昔のような気もする。

一年前の『暗闇 KURAYAMI』と、
今回の『SAKANAQUARIUM 光 ONLINE』は、
『暗闇』と『光』ということばのごとく、
表裏一体のライブだったやもしれないなあ。
と、感じている。

その『暗闇』と『光』を、
こころの中で想いながら、
ぼくは、夜を乗りこなす。

令和2年8月17日


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