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タローマンと農夫。

今年7月、NHKのEテレにて放映されました
『TAROMAN』
全10話、すばらしかったなあー。
そのころ、まいにち、まいにち、
『TAROMAN』をね、1話ずつ観るのが
日々のたのしみだったもん。

『TAROMAN』の番組は、
岡本太郎さんの作品やことばがモチーフとされた
特撮活劇で、その主役とは、
そう、タローマンである。

タローマンが主役である『TAROMAN』のね、
特撮活劇もすばらしかったですが、
なんと言っても、
『TAROMAN』の主題歌がさ、
ぼくは大好きで、今でもなお
ふとしたときに思い出しては、
頭の中にメロディが流れてきて口ずさんじゃう。

べらぼうなぁ〜 夢は あるか?
でたらめをぉ〜 やってごらん!
じぶんのなかに どくを もて!!!
じぶんの運命さだめに たてを つけ〜♪

そして、極めつけといたしましては、
毎話の『TAROMAN』放映のあとでは、
サカナクションの山口一郎さんが、インタビューで
『TAROMAN』についてお話しをされていて。
一郎さんは、幼少のころから
『TAROMAN』の大ファンで、子どものころ、
『TAROMAN』を再放送で観られていた、とのことでして。
一郎さんは1980年9月のお生まれなので、
1982年3月生まれのぼくとは年齢がふたつ、
学年はひとつ違うのですが。
ぼくは当時、一郎さんのおっしゃる
『TAROMAN』の再放送の放映を観ていなくって、
おそらく、ぼくはそのころまだ
物心がついていなかったやもしれない。
つまりはさ、やはり、
たった1学年なのだとしても、
この年齢差というのは、大きいのやもしれないな。

『TAROMAN』第8話のあとの
一郎さんのインタビューでは、
放映当時、少年隊員を演じられていた方が
サプライズのごとく登場したのも、よかったなあー。

少年隊員の方だけでなく、
ほかの隊員の方々も、
この令和の現在、元気だとよいなあ!
と、想いました!!!!!

噂によれば、
『TAROMAN』の当時のフィルムで、
発掘及び修復できたのは、
今回放映された10話のみで。つまりは、
ほんとうはもっとお話しが存在しているらしくって。
もしも叶うならば、
当時の放映分をすべて観ることができたら。。。。

山口一郎さんも毎回
インタビューで登場されていた
『TAROMAN』を観たあとには、なんだか、
サカナクションの『enough』を聴きたくなり、
今もね、このブログを書きながら聴いているの。

『enough』では、
「僕は贅沢を田に変えて
 汗かく農夫になりたい」
と歌われる一郎さん、素敵だなあー。

ならば、
ぼくは、どうだろう?! と、
じぶんでじぶんに問いかけたい。

サカナクションの『enough』を聴きながら、
ふと、外を眺めれば、
蜃気楼のような光景と悲鳴、及び、
庭では蝉が死んでいる。

たまに正直な君の事を想ってさ 話すようにするよ
直喩のまま 直喩のまま

令和4年8月27日