20181103空

祈るように

きもちが おちこんでしまったり

かんがえごとで ピンチのようになってしまったら

ぼくは こころのなかで

もう死んでしまった祖父母のことを想って

そこでねえ 話を聴いてもらうみたいにして祈る

祖父母 とは申しましても

父方の「祖父」は ぼくがうまれるまえの
父が30代のときに亡くなったので
ぼくは会ったことがないし

父方の「祖母」は 数年前に98歳での往生だったけれど
ぼくが幼稚園・小学生のころには
祖母の住んでいる場所から離れて暮らしていたので
お正月やお盆に会うくらいで
その後 同じ市内に住むようになっても
とくに晩年はほとんど会うこともなく

また 母方の「祖父母」は
祖父母ともぼくが幼稚園のときに亡くなったので
会った回数も おそらく 何十回ぐらいかもしれない

なので ぼくは 祖父母との思い出 というのも
ほとんど無い

そういうじぶんでも 祖父母に

とくには 小学校で国語の先生をされていて
趣味(なのかな?)で短歌を詠んでいた という
母方の祖父の「ひさしさん」とは
いまになっていろいろお話しをしてみたかったなあ って

だからこそ ぼくは

こころのなかで

祈るように 想いながら 問いかけようとする

平成30年11月3日


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