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大切な問いと複数の答え。

昨日は、配信ライブにて、
Mr.Childrenの30周年記念ライブツアー、
『半世紀へのエントランス』観ましたー。

配信は、メジャーデビュー記念日の
5月10日に開催されました、
東京ドーム公演だったのですが、
よかった。って、いや、もう、
よかった、というよりもね、
Mr.Childrenのこれまでのコンサートの中で、
ベストアクトとも感じられるほど、
すばらしかったです。

少々のネタバレありで感想を申しますと、
セットリストでは、どの曲も
すばらしかったのですが、それらのなかでも、
ライブ中盤で演奏されました
『Any』がよかったなあ〜。

『Any』のあとのMCで
桜井さんがおっしゃっていたのですが、
【今 僕のいる場所が 望んだものと違っても
 悪くはない きっと答えは一つじゃない】
という歌詞のところは、今、このときに聴くと、
また、ぐっとくる。

2002年リリースのシングル『Any』は、
リリース直後のころには、
どことなく地味な雰囲気だとも感じながら、
そこまで大好きな曲とは思ってなかったのですが、
年が経つごとに、歌を聴いてゆくごとに、
どんどん好きになってゆくのよね。

『Any』のタイトルが、なぜ、
「Any」なのか? というのは、
ぼくはよくは知らないんですが。
この配信ライブで、『Any』の
【「もっといいことはないか?」って言いながら】
の箇所を聴きながら、ふと、このことが
「Any」なのではないか?! と思ったんだよね。

つまりはさ、
複数形の普通名詞の前につける「some」は、
疑問文及び否定文では「any」へと変化する、
というのを英語の授業で習ったけれど、
たとえば、『Any』の中で歌われる
【もっといいことはないか?】
ということばは「疑問文」で、
そして、この問いの答えは、
【ひとつじゃない】
と、「複数形」として歌われる。

【もっといいことはないか?】
という問い(疑問文)を立てることは、
とても大切なのだとして、でも、
【もっといいことはないか?】
を考えるときには、
唯一の答えを考えようとするんでなくって、
そこには複数の答えがあって、その、
どの答えも、すべて、真実!
‥‥ということが歌われている、それがつまり
『Any』というタイトルだった。
という解釈ができるかもなあ?????
と思ったんだった。

【もっといいことはないか?】
を、たとえば、
卓上での空論を振り回したり、
小手先でやりくりしたり、ではないふうで、
考えられるようであれたら。

というような、
このぼくの解釈が、
間違っていたとしても、
間違っているならば、
間違っていてもよい。

それもまた、
ぼくにとって、真実!

令和4年5月23日


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