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地球の土地について。

かつて、ドラえもんは
「地球には余っている土地なんかどこにもない。」
と言っていた。

どのお話しだったかうろ覚えだったので、
くわしいことをネット検索すると、
映画『のび太のねじ巻き都市冒険記』のオープニングにて、
のび太が、スネ夫とジャイアンに対して
「牧場を持っている。」と、
いつものごとくの見栄のようなウソをつき、
「牧場を作って!」とドラえもんに頼み込む場面で、
ドラえもんがのび太にそう言ったんだった。

そのことばを聞いて、ぼくは、
「そうかぁ、地球には、
余っている土地はないのか!」
と思ったのよね。

「余っている土地がない」ということは、つまり、
地球のあらゆる土地は、
すでに誰かが保有している、
ってゆうことを意味していると思うけれども。
ともすれば、そういうような、
地球のあらゆる土地は誰かに保有される、
のような状態って、歴史的に言えば、
いつごろからそうなったのでしょうか。

くわしいことは何も存じないけど、
たとえば、平安時代とかはさ、
根拠は無いけれど、雰囲気的に
そうじゃあなかったように感じられる。

でも、現在の地球では、
余っている土地なんかどこにもない。

ならば、現在、
土地を新しく保有するためには、
「買う」とか、「貰う」とか、「相続する」とか、
ほかにも、たとえば
「借りる」というのはさ、
保有に該当するかどうか知らないが、
はたまた、「奪う」とか、「占拠する」とか、
そういう方法しかぼくには思いつけない。

この「奪う」の代表的な行為が、
つまり、戦争なのだろうかなあ。
侵入して居座れば、それは
「保有」ということになるのだろうか。

でも、たとえば、
領土問題や植民地のことに関して、
ぼくは知識を持っていないので、
これ以上は述べられないですが。
でも、考えてみると、
土地を保有する、とは、
どういうことかよくわからなくなってくる。

地球には、もう、
余っている土地はないんだとすれば、
ドラえもんの映画のストーリーのごとく、
宇宙へ行くか、
過去へ行くか、
海底へ行くか、
地底へ行くか、
雲の上へ行くか、
夢の世界へ行くか、
「創生セット」で創った地球へ行くか。
ってゆうふうに考えてみるとね、
ドラえもんの映画って、土地の問題、及び、
現地の人とのコミュニケーションの方法が、
描かれている、とも感じるなあ。

そしてまた、
昨今でよく言われる
「メタバース」的なこともね、
ある意味では、地球の
「土地」にまつわる問題やもしれないな。

ドラえもんの映画のことで言うと、
ぼくとしては『のび太の日本誕生』の
「土偶」がトラウマ、とゆうか、
当時映画館で観て怖かったな〜。

令和4年6月25日


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