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明日、縄文時代が終わったら。

縄文時代というのは、紀元前1万4千年ごろから
紀元前10世紀ごろまでつづいたらしい。
つまりはさ、その時代は
1万年以上つづいて、そして
今から約3千年前に終わった、
とのことなんだけれども。
そんな「1万年」とは、どんな時間だったんだろう?
ってゆうのを考え出すと、なんだか、
頭がぼーっとしてくるのよね。

でも、おそらく、一言で
「縄文時代」とは言えども、
その時代の中にも区分はあるとも思うけど、
それでも、現在とはまったく
ちがう感覚の時間が流れていたのかなあ?

たとえば「1万年」と言えば、
今が西暦2023年で、つまり
だいたい「2千年」なのだとしても、
紀元元年から今までの時間が5回も入っているんだから、
そんなあいだの時間には、はたして
どんな文化があり、どんな争いがあり、
どんな革命があり、どんな歴史があり、
どんな生活があり、どんな芸術があり、
どんな恋愛があり、どんな別れがあったのだろう。

そしてまた、今から3千年前に
「縄文時代」は終わって、このつぎに
「弥生時代」が始まった、とされるとぞんじますが。
たとえば、その時代と時代との境目として
「明治維新」のような出来事があったわけではなくて、
すこしずつ、ゆるやかに、文化も混在されながら
変化した、と理解をしているですが。
それでも、やっぱり
「縄文時代」の時代が、なぜ、その
今から3千年前ぐらいのころ、
「弥生時代」へと移行していったのでしょう。

なぜ、その時が、
今から「4千年前」ではなく、
今から「2千年前」でもなく、
今から「3千年前」のころだったのか?

その要因としてはさ、たとえば、そのころ、
気候変化とか、自然災害とか、によって
それまで使われていたり、もしくは
それまで飲食してきたりしたような、
資源が枯渇してしまい、
新しい時代へと移らざるを得なかった、みたいな
そういうことなのやもしらないけれども。
もしかしたら、それまで
1万年ものあいだつづいてきた時代が、
終わらざるを得なかった要因が何も無かったとすれば、
その時代は終わらずに、今でもずっと
縄文時代がひきつづいていたやもしらない。

そして、たとえば、
明日ぐらいになったときにね、ようやく
弥生時代の雰囲気が現れてきて、
これから、すこしずつ
時代も移ってゆくはずだった。

でも、実際にはそうはならず、
縄文時代から弥生時代へ、そして
古墳時代から飛鳥時代へと移り、さらには、
平城京、平安京、鎌倉幕府、建武の新政、
とのように時代は変化してゆき、また、
産業革命や、緑の革命や、IT革命や、によって、
文化及び文明も変化していった。

でもさ、そんなような
現状におけるこの21世紀の時代と、
仮にそんな時代の変化は起こらなくって、
今もなおずっと、縄文時代が
ひきつづいていたやもしらない時代とでは、
どちらのほうが幸せだったのかなあ?

もしも、
縄文時代だった時代のほうが、
しあわせなのだったとしても、
時代はもうすでに動き出してしまっていて、
これから先もなお、このまま、
新しい時代へと移ってゆく変化は、
とどまることをしらないんだろう。

たとえば、
そんな明日には、いったい
どんな時代が始まったんだろうか?

ぼくには、解らないぜ!

トゥモロー・ネバー・ノウズ。
そして、リボルバー!

令和5年7月23日


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