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記憶と想い出と伴に歩むアクセサリーを

おはようございます。
ブログを読みに来て下さってありがとうございます(^^)

MACRAME KANOの石野です。

昨日の夕方、とても嬉しいことがありました。

SHOPへ掲載中の水晶の原石ペンダントについてのお問い合わせがあったのですが、その中で写真や商品説明に関して、分かりやすく見やすいとお声をいただきました。

写真や説明文にいつも四苦八苦しながら工夫を重ねていただけに、そうしたお声を直接いただけて大変ありがたく思っております。

本来なら直接目の前で見ていただくのが一番よいとは思うのですが、インターネットの画面越しですとなかなか難しいのが現状です。

質感や雰囲気、結晶の形や内包物、光によって見える暗さや明るさや色合いが異なるので、全てをお伝えできないことにもどかしさを感じることがあります。

それを補うために動画で撮影したりするのですが、撮影環境や時間によって、機材やモニターによって見え方が違ったりもするのでそこもまた悩ましい部分ではあります。

もう少しコロナが落ち着き、自由に他県を行き来出来るようになれば、夢でもある東京や北海道、大阪、福岡の展示会やイベントに出展したいと考えております。

さて、本日は
記憶と想い出と伴に歩むアクセサリーを」ということについて、アクセサリーや欲しいものを買う時の私ルールから、製作にあたって大切にしている考えを書いてみようと思います。

私的購入の基準について

皆さんは普段、どのような基準で「欲しいもの」を購入されますか?

私は「長く使えるときめきが今あるか?」を軸に購入するようにしています。

以前Instagramでも書いたのですが、うちの父の教えで「物を長く大切に日常的にたくさん使う」というものがあります。

ざっくり説明すると、自分が心動かされて欲しいと思って手に入れたものは、仕舞い込まずにどんどん大切に長く使う使うことが重要というものです。

同時に管理や保管を自分で責任を負う大切さも教えて貰いました。

私には小学校からずっと使っているベルトや帽子、鞄、ジャケット(さすがにサイズが小さいものは、子供が使えるように保管しています)などがあります。それらは両親が永く使えるようにと心を砕いて購入してくれた物なのですが、当たり前ですが管理は自分でするようにといわれて育ちました。

自分でお金を稼ぐようになってからは、手入れが必要だけど永く使えるかを基準に購入したコートや、鞄、靴などがあり、年齢的にアウトなもの以外は未だに使っていたりします。

高価で素材の質がよいものだから長持ちした、ということだけではなく、大切なものを使いながら適宜保管、管理する場所を作ったり、何となく欲しいものをあまり持たなくなったことがかえってよかったのかもしれません。

また、自分がとても欲しいと思って、ときめいて購入したからこそ、ずっと使えるようにとしっかり管理をしてきたからかもしれません。

長く使うということは、傍にある期間が長くなるということでもあるので、出会った時のようなときめきはやや薄れているかもしれません。

ですが、自分の好きや感情が動くものを熟考し基準に照らし合わせて購入したものというのは、永い年月を経れば経るほどにときめきが熟成された「肌に馴染む感覚」を感じたり、「記憶の一部」であるかのような自分のひとつのように感じられるから不思議です。


日常で長くお使いいただけるアクセサリーを作る、ということ

誰も住まなくなった家は朽ちるのが早く、誰も使わない腕時計の革は脂がなくなりパサパサと朽ちていきます。

長く使うということは、使用しながらも手入れをするということ。その管理を適切に行なうということ。愛情を注ぎ、永く使えるよう大切にするということと感じます。

自分の身の周りの大切にしてきたものに触れる度に、当店のアクセサリーをじっくりご覧下さり、お選びくださったお客様のことを思い返します。

購入してから嬉しくて、ほとんど毎日使っています。というお客様や、今日のお出掛けにはこちらをセレクト、お伴に選びました。というお声をかけていただいたり、お写真をTwitterで拝見する度に嬉しい気持ちで胸がいっぱいになります。

中には7年前、最初の頃に製作したブレスレットやペンダントをお守りだとおっしゃって拝見させていただくこともあります。

素敵だなというお話はたくさんあるのですが、その中でも当店製作のアクセサリーをプレゼントとしていただいたと、5年お使いくださっているお客様もいらっしゃいます。

丈夫で長持ちし、手入れも楽であるということが嬉しいと書き添えてくださっていて、大変光栄でした。

1日1日は、あまり昨日や明日と大差ない平凡な日常かもしれません。

その中でここうしたご感想をいただくと、「あの頃はああだったな。こうだったな」という日々の記憶のほんの片隅に、アクセサリー達を想い出の一部として置いていただいているような心地がして、また頑張っていこうと思う日々です。

お客様に長くご愛用いただけるようなアクセサリー作りにこれからもコツコツ精進を重ねていこうと思います。


十人十色というように
百人百色の個性があります。

百色の個性の中のひとつが見つかるように
糸と天然石で唯一無二のアクセサリーを製作しています。

百色紋様作家
石野愛実

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平日10時~16時まで
土日祝お休み


天然石を極細の糸で編むマクラメクリエイター。天然石をマクラメの技法を駆使して宝石いっぱいのペンダントにしています。