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大学の勉強の特殊性

 こんにちは。毎度毎度note更新が久しぶりになってしまって導入に何を書こうか迷いますね。今回は「大学の勉強は面白い」つまり、「大学の勉強とそれ以前の勉強との違い」とも言えることを語ろうかとおもいます。

1、全部が数値化されていた高校までの勉強

 高校の頃までの勉強って何でも数値化できた気がします。模試も学校の成績もちょっと違うけど体力テストも。それが嫌だ!と言う人や違和感に感じている人は少なからずいるとは思います。ですが呑気な僕は、その数値を上げるために勉強して、更にそれにやりがいを見出していました。得点が伸びていくグラフとかチマチマした細かい数値とか見て志望校安全圏まであと何点で、これくらいの順位で着地するだろう、みたいなことを把握してモチベーションを保っていました。そういう勉強の良い点ってゴールが見えてるからあまり迷走する人がいないんじゃないかなと思います。上と下というはっきりした概念があるからこそ、やるべきことはシンプルで他のことに気を取られず集中できる。そんな環境でした。

一方それに慣れていると弊害もあります。勉強が悪い意味での手段になってしまうということです。テストの点向上のため、評定をあげるため、誰かに自慢できるようにするためなど一度点をとってしまえばおしまいで、勉強が流れ作業でそれぞれの分野にあまり深みはなかったと感じています。


2、大学に入ってから

 大学に入ってからは高校と異なって、勉強そのものが楽しいと感じる瞬間がいくつかあったんですよね。大学も最終的に成績として数値化されるけど、社会学や、経済学、国際平和の分野とかお触り程度で学んだだけでもその分野の広さと奥深さに面白みを感じたんですよね。


 大学に入って印象的なエピソードが有りまして。大学2年の時に履修した授業でそこの教授は以前官公庁に勤めていたんだとか。その教授がなぜ官公庁を辞めて大学の教授になったかというと、「防衛省に勤めていたときにね、費用便益分析でミサイル一発落とすのにどれくらいの人間を攻撃できるのかを考えるのよね。そんなことをするために、むしろ何かを守るために底に入ったのにって思って、嫌になったんだよね(多分こんな感じのことを言っていた)」。大学の授業を受けていたらそういうずっと学んできた大人たちの研究の考察と社会的経験をさらっと聞けたりもした。こういうことエピソードからも勉強の奥深さが奥深さが一層増していたように思う。

3、最後に

結論、僕が何を言いたいかと言うと「大学って勉強自体が楽しくて奥深いよ!」ということ。高校と違い、勉強を使って点数上げるゲームも楽しいですが、そのものが人生のどこかでつながっていくのが大学の勉強の面白いところです。おそらくこれを教養と呼びます。今となってはもう少しちゃんと授業聞いていればよかった〜〜!!!ってことたくさんありますね。テストに出るから、良いGPAになるから、だけではなくそこで経験した大人たちのたくさんの興味深い話はいつか別の誰かに話すことで深みを増すんじゃないかって思います。なので勉強を通して楽しくワクワクする体験を大学で過ごしてみてください!

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