明日のたりないふたり

映画の感想ではないんですけど、明日のたりないふたりでの漫才を見て感じることが多かったので投稿してみます。

まず、自分は2020年の初め頃にオードリーのオールナイトニッポンを聴き始めファンになりました。若林(さん付けの方がいいと思うんですが、変にかしこまる自分が気持ち悪いので敢えて付けずに書きます)が結婚もしたあとで、わりと最近なので深く語れるようなことはないのかもしれませんがハマったあとナナメの夕暮れなども読みました。若林の物事の捉え方や価値観が好きで、売れ始めてから今に至るまでの変化なども、主人公成長型の漫画(失礼かもしれませんが)を見ているかのように得るものがたくさんありました。

 たりないふたりについての知識や好き度合いで言うとたいしたことがないかもしれないですが、今回の漫才を見て2人の人生観や人間味を凄く感じられた気がします。長々と書こうとも思ったのですが、そうすると自分の思っていることが自分の文章力に追いつかないことに気づいたので端的に書いてみました。


「たりてる」やつにはなれない。いや、「たりない」ままだけど「たりてる」やつになろうとすること、「たりてる」を追い続けることがいいんだ。たぶん人生はその繰り返しなんじゃないか。それを2人はそれぞれ結婚を通して「たりている」と思えるようになる、と思ったのがサヨナラたりないふたりで、蓋を開けてみたら「たりている」ことなどないことが分かっていき、逆に「たりている」を追い求めるたりないなのが明日のたりないふたりだと感じました。


まだなにもたりていない自分にたりないふたりの思いはバッチリ届きました。最後のCreepy Nutsも最高でした。

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